「学生生活」どう工夫する? 国際関係学部1回生対象「ファーストイヤーリトリート」

2021.06.14 TOPICS

「学生生活」どう工夫する? 国際関係学部1回生対象「ファーストイヤーリトリート」

 2021年6月5日、国際関係学部は主に1回生を対象に「ファーストイヤーリトリート(FYR)」を開催しました。ファーストイヤーリトリートは、国際関係学部での4年間の学び(ゼミ選択や卒業研究など)やそのあとのキャリアについて、ガイダンスや近年卒業された若手校友の先輩方とのコミュニケーションを通じて学ぶものです。昨年度に引き続き、今年度もオンラインとキャンパスどちらでも参加できるハイブリッド形式で実施しました。

 ゲストには、近年卒業し、外交官や地方公務員、テレビ局、製造メーカー、学術会議等運営会社など国内外様々な分野で活躍されている多様な先輩方をお招きし、日本語・英語でセッションが行われました。会場で直接お話をいただいたほか、コロナ禍で浸透したリモート技術を活かし、NYの国連代表部や国外の大使館で勤務する卒業生もZoom画面越しに学生と交流しました。ゲストの先輩方には、プログラムやゼミ選択の際のポイント、学生時代に力を入れて取り組んできたこと、なぜ今のキャリアを選択したのか等、経験談を交えながらお話していただきました。参加した学生は積極的に質問をし、4年間の学びやキャリアについてのイメージを膨らませていました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、近隣に居住する学生等以外はオンラインでの参加になりましたが、コロナ禍で先輩との交流の機会が少なく、今後の大学生活や就職活動への不安を抱える1回生にとって、先輩方の体験談を直接聞くことができる貴重な機会になりました。
 参加した学生からは、「今後の大学生活の計画に少し戸惑いがあったけれど、先輩方に背中を押されました。」「大学生活へのモチベーションが上がるし、自分で行動を起こさなければ何も変わらないということを再確認できてとても意義のある会でした。」「今回のFYRで刺激を沢山受け、改めて自分の将来について考えようと思いました。」といった感想が寄せられました。

 国際関係学部では、コロナ禍の中でも学生が有意義に学べるよう、今後もオンキャンパス・オフキャンパスのハイブリッドで様々な取り組みを展開していきます。

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