4月2日（土）、京都市勧業館みやこめっせにて、2016年度前期立命館大学・大学院の入学式を挙行しました。所属キャンパスごとに3回に分けて実施され、約8,900人の新入生と、ご家族が出席しました。

　第1部の入学式典では各回とも冒頭に立命館大学混声合唱団メディックスが校歌を斉唱しました。続いて吉田美喜夫・立命館大学長が式辞を述べました。吉田学長は「大学は、決して一人で学ぶ場所ではありません。もとより、一人で学習することは、勉強の基本ですが、それで済むのであれば、大学は不要です。立命館大学には、全国から、そして、全世界から共に学ぶ仲間が集っています。多様性に富んだ環境を存分に活かし、さまざまな慣習や文化・言語・価値観に触れ、自らの立ち位置を確認し、課題を発見し、解決する力を育んでください。」と述べ、新入生へ激励の言葉を贈りました。その後、各キャンパスの新入生代表が挨拶を行いました。大阪いばらきキャンパスの新入生を代表して挨拶を述べた総合心理学部の小室ルナさんは、ある本との出会いをきっかけに心と機械に興味をもったことを語り、「総合心理学部で心理学を学んだ暁には、学んだことをさらに深め、より専門的に脳科学や人工知能を学ぶために、それらの本場である海外の大学院に進学したいと考えています。将来、そこで学んだ知識や技術、最先端の研究を日本に伝え、日本を脳科学や人工知能の開発の分野でも最先端の技術を誇る国にすることが現在の私の夢です。」と将来についての抱負も語りました。

　第2部の新入生歓迎セレモニーでは、未知の世界にチャレンジしている先輩学生の姿をまとめた映像を上映しました。その後、和太鼓ドンによる演奏、応援団とアメリカンフットボール部が応援のパフォーマンスを行い、最後は新入生たちと一緒に応援歌「グレーター立命」を歌唱し幕を閉じました。