立命館大学歴史都市防災研究所は、20161030日(日)、衣笠学区社会福祉協議会へ「人引車※」の贈呈式を行いました。贈呈式は、衣笠学区総合防災訓練の中の企画として、衣笠小学校体育館において実施されました。

 当研究所は、2009年に京都市北区衣笠学区社会福祉協議会と防災調査研究協定を締結し、それ以降、地域コミュニティと大学の共同による安全安心なまちづくりに向けた調査研究に取り組んでまいりました。贈呈式当日、協定の締結式も同時に行われ、北村脩・衣笠学区社会福祉協議会長による、協定への署名も行われました。

 当日は参加者に人引車を利用した避難を体験してもらうことで 、住民の方々に人引車の特性をご理解いただき、住民の方々の防災意識向上につながりました。人引車は避難所にも指定されている衣笠小学校に備蓄され、普段の活動から災害時まで活用されることになります。

 ※「人引車」は、マツモラ産業株式会社・一般社団法人災害避難研究所が20113月の東日本大震災をきっかけに、高齢者、足の不自由な方を伴い安全に避難することを目的に開発をされたもので、防災に関する研究・実践を目的に、当研究所にご寄贈いただいたものです。



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