鹿児島県、長崎県と「就職支援に関する協定」を締結

 立命館大学大学は「就職支援に関する協定」を鹿児島県(2月8日)、長崎県(2月9日)と締結しました。
 この協定により、鹿児島県・長崎県内の企業や機関に就職を希望する学生やその保護者に対して、県内の企業・機関の採用情報やイベント開催情報などを提供するとともに、鹿児島県・長崎県と本学が連携協力して、学生のUIターン就職の活動を支援することを目的としています。

 今回の2県の協定締結により、本学では合計22の道県と就職支援に関する協定を締結しました。

※これまでに協定を締結した道県
徳島県、広島県、高知県、香川県、北海道(包括協定)、福島県(包括協定)、長野県、愛媛県、鳥取県、岡山県、石川県、山口県、福井県、静岡県、熊本県、新潟県、三重県、和歌山県、福岡県、岐阜県、鹿児島県、長崎県

鹿児島県庁での調印式
吉田学長(左)と三反園知事(右) 2月8日
吉田学長(左)と三反園知事(右) 2月8日

三反園訓鹿児島県知事のコメント
多くの学生が県外に進学し、県内に戻って就職しない状況のなかで鹿児島県の「生活し働く場としての様々な魅力」を大いに発信し、UIターン就職が促進されることを期待しています。

吉田美喜夫学長のコメント
立命館大学は全国から学生を迎え、グローバル人材の育成に力をいれていますが、グローバルな視点を備えてローカルに活躍できる人材を送り出して行きたい。協定によって鹿児島県から提供される情報を学生の情報と結びつけることによって、UIターン就職の支援を強化でき、安心して立命館大学で学んで頂けると考えています。

長崎県庁での調印式
中村知事(左)と吉田学長(右) 2月9日
中村知事(左)と吉田学長(右) 2月9日

中村法道長崎県知事のコメント
文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択されるなど、国際社会に通用する人材の育成に力を注いでこられ、110年以上に渡って有為な人材を輩出してこられた立命館大学に本県出身の学生が多く学んでいると伺っております。
一方、長崎県の状況は、全国に先んじて人口が減少しており、とりわけ若者の県外流出が政策課題になっております。
この課題を克服していくためには、県内の経済活動を活性化し、雇用の場を確保していくほかに、そうした産業や地域を支える有為な人材を育て、地域に定着していただくことが不可欠になってきます。これまでも県内産業情報の発信や、奨学金返済支援制度の創出、UIJターンの就職支援に全力を注いできました。
こうした時期に、この協定を締結できたことは非常に意義深いと考えております。この協定により、学生への支援や本県のPRを積極的に行うとともに、立命館大学や在学中の方々との結びつきがさらに強まり、県外に進学した学生が一人でも多く長崎に戻っていただき、本県の次代を担う優秀な人材の確保が推進されることを強く期待しております。

吉田美喜夫学長のコメント
立命館大学は学生の約半数が関西圏以外から進学するいわゆる全国型の大学であり、私は方言が飛び交うキャンパスという表現に代表されるような多様性が、私どもの推進する教育を特徴づけていると思っております。今後も全国・全世界から学生が集い、多様で豊かな個性が切磋琢磨できる学園を創造していきたいと考えています。
現在、145名の長崎県出身の学生が学んでいますが、この協定により、長崎県にUIターン就職を希望する学生を励まし、県の情報と大学の情報を結び合わせることによって、県内での就職実現にむけた支援が強化できると考え、その成果に期待しております。
グローバル化の急速な進展に伴い、地域においてもグローバルな見識や視点を備えた人材が求められておりますが、そうした人材を育成し、近年の地方創生の取組みに少しでも貢献したいと考えております。
長崎県は歴史的にも世界に開かれた拠点と言えます。この長崎県で学んだ高校生が立命館大学に進学して頂き、この歴史を踏まえ世界に羽ばたく社会人として故郷に貢献されることを願っております。

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