3月4日（土）、笠縫東学区健康ウォーキングリーダー育成事業の講座が開かれました。講師はスポーツ健康科学部　家光素行教授。笠縫東学区では、昨年度は理論講座を、今年度は実践的な講座を家光教授が実施してきました。今年度の初回は、安全で長続きするウォーキングを科学的に理解するという観点からの講義と簡単な体力測定が行われ、第2回講座では、グループワークでの「ウォーキングマップ」作りと軽いウォーキングを行いました。今年度最終回となる今回は、これまで学んだことの集大成として実際にウォーキングに出かけました。今回も約60名の参加者があったことから家光研究室の大学院生　堀居 直希さんもアシスタントとして参加しました。
　集合場所となった笠縫東市民センターにて、体調チェックを行った後、堀居さん指導の下、ストレッチを全員で行い早速ウォーキングへ。参加者自身で3.5kmコース、5kmコース、7kmコースのいずれかを選択し3コースに分かれて出発しました。正しいウォーキングフォームや水分補給の方法等を確認するなど、これまで学んできたことを実践しながら歩き進めました。途中は老杉神社を参拝したり、梅の花のかおりを楽しんだりしながら、和気藹々とした雰囲気で全員無事にゴールしました。

　最後に家光教授よりまとめのお話がありました。参加者は今後「ウォーキングリーダー」としてウォーキングによる地域での健康増進活動に積極的に取り組まれることが望まれます。修得された専門的な知識を地域全体に拡大していただくことはもちろん、活動を継続させることが今後は重要となります。そして、みなさんで楽しんで取り組むことで地域全体が活発になることも期待されています。
　BKCでは、今後も草津市を中心とした地域の健康づくりに貢献していきます。