池上さん1

池上氏は学生に機会費用の考えから、大学で学ぶことの意義、学び方の大切を訴えた
池上氏からテレビでもおなじみの「いい質問ですね」のフレーズが飛び出すなど突っ込んだ内容の質疑応答となった
日本経済新聞社の江村氏

 経済学部は4月13日(木)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)スポーツ健康コモンズで、ジャーナリストの池上彰氏を招き、特別講演「経済学って、おもしろい」を開催しました。
 今回は、メディアなどで幅広く活躍されている池上氏から、大学で経済学を学ぶことの意義、おもしろさなどについて分かりやすく講演していただき、学生の興味関心を引き出すことを目的に、1回生(約900人)の「基礎演習」の授業の一環として実施。池上氏から、比較優位論や行動経済学などの理論について身近な事例を挙げながら説明があり、経済学を学ぶうえで重要なポイントに批判的視点を持つこと、資源の最適配分を軸に考えることなどが挙げられ、学生は熱心にメモを取るなどして話に聞き入っていました。
 後半の、(株)日本経済新聞社デジタル編成局の江村亮一氏による「プロの経済記者に学ぶ経済を知るための情報・メディア活用のヒント」と題した講演では、新聞記者の立場から情報の取り方や集め方の手法、ニュースからどう経済を読み解くかなどについて解説。学生は、両講演を通じ、「経済学の見方が少し変わりました」「これから授業を受けるうえで、新しい視点を得ることができました」「経済学はいろいろなものに通じていることが分かり面白くなりました」、(12紙購読しているという池上氏や江村氏の話しを受け)「情報を見極めるためにも複数のメディアを活用することが必要だと分かりました」などの声が聞かれました。

NEXT

2017.04.12 TOPICS

充実した大学院生活をおくるために

ページトップへ