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2015.12.09 NEWS

道関隆国・理工学部教授が自転車用バッテリーレス・スピードレコーダーを開発

 立命館大学道関研究室(理工学部)は自転車に組み込まれているハブ発電機の出力から自転車の速度、加速度を計測・記録できるバッテリーレス・スピードレコーダーを開発いたしました。

 自動車用のレコーダーとしては、車両の総重量が7~8トンの大型トラックには、運転時の速度、加速度を記録するデジタルタコメーターを装着することが義務づけられており、また、タクシー等の営業車にはドライブレコーダーの装着が推奨されています。 現状、自転車にはレコーダーの装着義務はありませんが、今後、上記の状況を勘案すると自転車にもレコーダーを搭載することが有用です。
 自転車に自動車用のドライブレコーダーを搭載しようとすると、盗難防止の観点からレコーダーを車体内部に組み込むことが必要ですが、そのためには、レコーダーの電池交換を不要にすることが必須となります。 今回、自転車に組み込まれているハブ発電機の出力から自転車の速度、加速度を計測・記録できるバッテリレス・スピードレコーダーを開発することに成功しました。

【道関教授のコメント】
 今回の技術は環境発電の研究から生まれた成果である。
 本技術が製品化されることを期待するとともに、今後も環境発電分野から、社会に役立つ製品の開発を進めたい。

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