農業の未来を考える!大学生と湖南農業高校生徒による交流プログラムを開催

 7月11日、びわこ・くさつキャンパスにおいて滋賀県立湖南農業高等学校(以下湖南農業高校)と本学学生による交流プログラムを実施しました。
 同プログラムは、2014年に立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)食料研究拠点の取り組みとして第1回が開かれて以降、継続的に実施されており、高校生・大学生がともに農業の6次産業化や地域農業に考える機会とすることと、交流を通じて高校生のキャリア形成のきっかけとなることを目指しています。

 今回、湖南農業高校からは生徒18名と引率教員3名、本学からは理工学部・経済学研究科・政策科学研究科の学生7名、教員・研究員3名らが参加しました。
  交流プログラムでは、湖南農業高校の生徒らが本年度出場予定の「農業クラブ滋賀県年次大会」の発表練習を行い、本学学生・教員からの質問やアドバイスを受け、発表内容のブラッシュアップを行いました。続いて参加者全員で、名古屋産業大学の楠奥繁則准教授(前R-GIRO専門研究員)から「6次産業化における優れたコンセプトについて」をテーマとしたショートレクチャーを聴講しました。
 レクチャーではスターバックスや楽天、6次産業化の先進事例の1つである甲賀もち工房のコンセプトの事例が取り上げられ、6次産業化のコンセプトをつくる際、消費者のニーズに寄り添った商品・サービスの開発が大事であることを学びました。
 最後に、生徒・学生でジュースとお菓子を囲んでの交流会を行い、普段なじみのないお互いの学生生活などについて話し、交流を深めていました。
 参加した高校生からは、「アドバイスを受けたスライドの見せ方を工夫したい」、「(県学校農業クラブ連盟年次大会の)近畿大会に選ばれたら、このプログラムの実施をお願いしたい」、「大学生の研究発表も聞かせてほしい」などの感想も寄せられました。

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