2017年11月20日、立命館大学と甲賀市は、これまで教育研究にかかわる個別の取り組みを通して築いてきた相互の協力関係を踏まえ、さらなる連携・協力を進め、地域社会の発展に寄与することを目的として、包括協定を締結し、甲賀市役所において岩永裕貴・甲賀市長(写真左)および吉田美喜夫・立命館大学長(同右)による調印式をとりおこないました。

 甲賀市と立命館大学とは、これまでもびわこ・くさつキャンパス(BKC)各学部の教員を中心に、個別の取り組みで連携してきましたが、今後は、2018年4月に開設する食マネジメント学部も含め、より一層包括的かつ組織的に連携・協力を推進していきます。

固い握手を交わす吉田学長(写真左)と岩永市長(同右)

【岩永裕貴・甲賀市長の挨拶】
 甲賀市には大学がなく、大学の知的資源を活かした政策展開が進めにくい面がありました。そのような中、新名神高速道路の開通により、立命館大学とのアクセスが大きく改善され、交流が進んできています。
 甲賀市は本年6月から「第2次甲賀市総合計画」にもとづく取り組みである「オール甲賀で未来につなぐ!チャレンジプロジェクト」をスピード感をもって進めており、市民の皆様の福祉向上に努めていくことが大きな命題である中で、若い大学生のみなさんと連携してチャレンジし、新しい文化を築いていく機会に恵まれたものと感謝しています。
 今年2月に水口岡山城の国史跡指定、4月に忍者および信楽焼の日本遺産認定を受け、また農業においては6次産業化認定事業者が滋賀県で最も多い(県全体で65事業者あるうちの30事業者が甲賀市)など、可能性と未来のある地域資源を保有している甲賀市ならではの特徴を、学びの場や研究・実証実験のフィールド提供などに活かしたいと考えています。
 立命館大学との包括協定締結を起爆剤として、連携によるメリットを市民の皆様にも享受していただけるように取り組んでいきます。

【吉田美喜夫・立命館大学長の挨拶】
 びわこ・くさつキャンパス(BKC)には理工学部、情報理工学部、生命科学部、薬学部の理系各学部および経済学部、スポーツ健康科学部の合計6学部を設置していますが、さらに来年には新たに食マネジメント学部を開設予定であり、BKCを「健康・スポーツ・食」分野の新たな教育研究拠点とするべく、様々な準備を進めています。
 甲賀市とは、これまでも「あいこうか生涯カレッジ」の開催、地産地消推進協議会への参加、製薬企業への学生インターンシップ、学生のフィールドワーク等の多面的な連携を進めてきていますが、改めて包括協定を締結することを契機にして、さらに経済、観光、文化振興、地域活性化、人材育成等で連携を深めていきたいと考えています。
 新たに開設する食マネジメント学部は、学部の特性に照らして、甲賀市は重要な連携先になると思います。また従来から連携している薬学部にかかわっても、甲賀市は歴史的に薬業が盛んなところなので、緊密な関係を築いていけるのではないかと期待しています。
 今後も地域の皆様と様々な面で連携を深めていきたいと考えています。

調印式後の対談は、和やかな雰囲気で行われました。

 調印式後の対談では、吉田学長(写真左)と岩永市長(同右)がそれぞれ抱負を述べたうえで、今回の包括協定が、大学と市の双方の未来にとって有意義なものであり、緊密に連携しながら取り組みの具体化を図っていくことで一致しました。

 なお、本協定にもとづく連携・協力内容は以下の通りです。

■包括連携協定にもとづく主な取組み
1.経済・観光の振興に関する事業
2.文化の振興に関する事業
3.地域活性化に関する事業
4.人材育成に関する事業
5.自然・環境の保全および活用に関する事業
6.健康づくりおよび福祉に関する事業
7.その他甲および乙が協議し必要と認める事業

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