スポーツ健康科学部・研究科がロンドンでシンポジウムを開催

2019.03.07 TOPICS

立命館大学スポーツ健康科学部・研究科が「ロンドン大会から東京大会へ ~“スポーツ”“健康”の最先端~」をテーマにロンドンでシンポジウムを開催

 立命館大学スポーツ健康科学部・研究科、立命館英国事務所は、2月22日(金)、在英国日本国大使館(英国・ロンドン)の協力により、同大使館において、英国・ラフバラ大学(Loughborough University)、国立スポーツ科学センターと共同で「ロンドン大会から東京大会へ ~“スポーツ”“健康”の最先端~」をテーマにシンポジウムを開催しました。
 本シンポジウムは、2017年8月に日英首脳(安倍晋三内閣総理大臣・テリーザ・メイ首相)間で合意された日英文化季間事業、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業の一環として行われたもので、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、スポーツ・健康に関する最先端の研究および日本の魅力を日英両国の研究者より発信し、両国のさらなる研究・教育・産学連携の推進を目指すものです。

 当日は、立命館大学グローバル・イノベーション研究機構・前大純朗研究員の司会のもとに、在英国日本国大使館・岡田隆特命全権公使によるご挨拶に始まり、立命館大学スポーツ健康科学部・長野明紀教授、国立スポーツ科学センター・スポーツ科学部・尾崎宏樹研究員、ラフバラ大学・Jonathan Folland教授が講演を行いました。
 長野教授は「全身運動の動作分析やコンピュータ・シミュレーションに関する最新情報」について講演を行い、データ分析の注意点などについて解説を行いました。尾崎研究員は「国立スポーツ科学センターにおけるアスリートの健康支援体制」について、Folland 教授は「骨格筋の形状と運動パフォーマンスやスポーツ傷害リスクとの関係」についてそれぞれ講演し、ともに参加者と活発な意見交換を行いました。
 本シンポジウムには、オックスフォード大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどの教員・大学院生、講演テーマに関連する日英の教育研究機関の関係者、民間企業関係者など約60名の参加があり、ロンドン大会のレガシーを東京大会に繋げるべく、積極的な交流が行われました。
 立命館大学は、スーパーグローバル大学創成支援事業の採択校として、今後も教育研究の国際化に重点的に取り組み、挑戦を続けて参ります。

司会を務める立命館大学グローバル・イノベーション研究機構・前大純朗研究員
在英国日本国大使館・岡田隆特命全権公使のご挨拶
立命館大学スポーツ健康科学部・長野明紀教授の講演
国立スポーツ科学センター・スポーツ科学部・尾崎宏樹研究員
英国・ラフバラ大学・Jonathan Folland教授の講演
シンポジウム終了後のレセプションの様子

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