2021年8月24日(火)に行われた東京2020パラリンピック競技大会開会式で、森崎可林さん(法学部1回生)が最終聖火ランナーを務めました。開会式、そしてパリパラリンピックに向けた今後についてお話を伺いました。

 パラ・パワーリフティングに打ち込む森崎さんは、立命館守山中学校3年生のときに、アスリート発掘プロジェクトである「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」に参加したことがきっかけとなり、本格的に競技を開始。わずか1年足らずで日本記録を更新し、2021年3月25日(木)~28日(日)にイギリスで開催された「Manchester 2021 Para Powerlifting World Cup」では、女子67kg級ジュニアの部で優勝に輝きました。

 東京2020パラリンピック競技大会の代表には選出されませんでしたが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から開会式参加の打診を受け、最終聖火ランナーとして聖火台に火を灯しました。

森崎可林さんのコメント

写真提供:西岡浩記
写真提供:西岡浩記

 聖火ランナーに選んでいただいたという連絡を受けた時は実感が湧かず、信じられないという気持ちでいっぱいでした。当日は、各国の選手がキラキラした顔で入場し、点火した聖火台を見ている顔がとても輝いていて、「私もその場所に立ちたい!」という思いで胸がいっぱいになりました。本当に貴重な経験をさせていただくことができ、とても感謝しています。この役目をいただけたのは決して私だけの実力ではなく、今まで支えていただいた方々のおかげだと思っています。
 2024年に開催されるパリパラリンピックに向けて、まずは11月末に開催されるジョージアでの世界選手権に出場し、パラリンピック標準記録を突破したいと思います。この大会は私がジュニアとして出ることのできる最後の大会となりますので、気持ちを新たにし、より一層トレーニングに励みます。

 今後、ますますの活躍が期待される森崎さんをぜひ応援してください。

NEXT

2021.09.13 NEWS

2021年9月6日~9月12日 本学における新型コロナウイルス感染者の発生について(第365~373報)

ページトップへ