相手守備陣をかわし、パスをジャンプしてキャッチする近江佑璃夏選手

 12月6日(月)~12月8日(水)に、イスラエルのエルサレムで開催された「IFAFフラッグフットボール世界選手権2021(FFWC2021)」で、近江佑璃夏選手(経営学部4回生)が所属する女子日本代表チームが6位入賞を果たしました。
 今回の世界選手権は、2022年7月にアメリカ合衆国アラバマ州バーミンガムで開催される「The World Games 2022」への出場をかけた大会であり、女子日本代表チームは、出場権獲得の条件である8位以内の入賞を果たし、大会への出場権を暫定的に獲得しました。

女子日本代表チーム集合写真
後列左から6番目:近江佑璃夏選手
ブラジル代表チームとの試合後、ハイタッチをかわす選手たち
ブラジル代表チームとの試合後の様子

 近江選手は、全試合でスターターとして出場。初戦のブラジル戦では、前半に日本代表選出後初となるタッチダウンを奪い、劣勢に置かれたチームを鼓舞。準々決勝のアメリカ代表戦では、前半開始早々に、相手のディフェンスを巧みにかわし、チームに勢いをもたらす先制のタッチダウンを奪うなど、前回大会王者を相手に光るプレーをみせました。
 また、近江選手はディフェンスとしても活躍し、試合の流れを変えるインターセプトを決めるなど、攻守にわたりチームに貢献。日本代表に初選出となった大会で、素晴らしいデビューを飾りました。

女子日本代表チームとアメリカ代表チームとの記念撮影
アメリカ代表チームとの記念撮影。後列左から4番目が近江佑璃夏選手

近江佑璃夏選手(経営学部4回生)WR・LBコメント

 今大会は、私にとって、日本代表初選出となった大会であり、世界のチームと対戦する初の舞台となりました。対戦前は、チームや自分の力がどこまで通用するのか、本当に不安でしたが、いざ対戦をしてみると、世界との差はそれほど感じませんでした。ただ、準々決勝で対戦したアメリカ代表は、体格やスピード、技術のすべてが別格でした。今回、世界のレベルを肌で感じられたことで、「もっと上手になりたい」、「もっと強くなりたい」という闘志が湧いています。
 また、今大会では、チームの目標として掲げていた「The World Games 2022」の出場権を獲得することができ、非常に喜びを感じています。
 次の大会まで残り7カ月という状況のなか、4月から社会人となります。仕事と競技の両立が大変になりますが、個人・チームともに、より一層実力を磨き、アメリカ代表に雪辱を果たせるよう頑張ります!
 引き続き、ご声援をよろしくお願いいたします!

近江選手とアメリカ代表チームの選手との記念撮影。近江選手の手にはアメリカの国旗があしらわれたタオルがある
左:近江佑璃夏選手

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