4月21日(木)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)で、経済学部の新入生を対象とした特別講演会「経済学って、おもしろい」がジャーナリストの池上彰氏を招いて開催されました。

 本講演会は、メディアで幅広く活躍されている池上氏から、大学で経済学を学ぶことの意義、おもしろさなどについて分かりやすく講演していただき、新入生の経済学に対する興味関心を引き出すことを目的に、1回生向け授業「基礎演習」の一環として実施。機会費用や行動経済学などの理論について身近な事例を挙げながら説明があり、経済学を学ぶうえで重要なポイントに批判的視点を持つこと、資源の最適配分を軸に考えることなどが挙げられ、学生は熱心に耳を傾けました。

受講生の様子
受講生の様子
池上彰氏
池上彰氏

 池上氏は、ウクライナ危機や急激な円安状況などの最近の諸問題を題材として取り上げ、日本と世界 の経済に目を向けることの重要性とそこから得られる学びの意義について述べられました。「経済学は理論も大事だが、人間の営みだから数式通りにはいかない部分がある。クールヘッドとウォームハート(冷静な頭脳とあたたかい心)で捉える必要がある」と経済学のおもしろさを説きました。

 約800人の1回生らは、ニュースで耳にする話題をわかりやすく伝える池上氏の解説に時折うなずきながら、真剣にメモを取りながら受講しました。

 2019年以来の対面での実施となった今回、質疑応答では、限られた時間でたくさんの学生から手があがり、池上氏から各質問に対して学生目線でわかりやすくご回答いただきました。

テレビ番組での放映について

当日の授業内容は、以下のテレビ番組内「チーム池上が行く!」のコーナーで紹介される予定です。

放送局・番組:BSテレ東「NIKKEI NEWS プラス9」 https://www.bs-tvtokyo.co.jp/plus9/
放送予定日時:2022年4月29日(金・祝)21:54~
※放送日時は変更になる可能性があります。詳しくは番組表などでご確認ください。

関連情報

NEXT

2022.04.25 TOPICS

応用行動分析学で、「不安」や「やる気のなさ」を“動詞化”しよう!

ページトップへ