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2016年度 立命館大阪梅田キャンパス講座



「学び」というあそび@梅田



         知的好奇心は豊かな精神生活を支える源です。みなさまの興味関心に応えて、

          本年度もさまざまな分野の研究者・専門家が解りやすい講義を行います。



※大阪オフィス講座は、大阪梅田キャンパス講座に名称を変更いたしました。



【募集案内】

開講期間
全15回(いずれも水曜日)
2016年10月5日・12日・19日・26日・11月2日・9日・16日・30日・12月7日
2017年1月18日・25日・2月1日・8日・15日・22日
 時 間14:00~15:40(90分の講演と10分の質疑応答)
 会 場立命館大阪梅田キャンパス (大阪富国生命ビル5階)
 受講料1回1,000円(12回以上一括申込・振込の場合12,000円)
 定 員各回130名 【先着順】※要事前申込
定員になり次第締め切らせていただきます。あらかじめご了承ください。


【講演内容】

大阪と京都の伝統的和食文化の歴史と魅力 (1~3:第1シリーズ)
第1回
2016年10月5日(水) ※終了
世界に誇る日本の食文化
 
佐竹 力総 (株式会社美濃吉 代表取締役社長)

 「経済は文化のしもべである」という言葉があります。人間が生きるために本当の力を生み出すのは経済ではなく文化なのです。
その文化の礎が「食文化」なのです。

 第2回
2016年10月12日(※終了
町人が育んだ大阪の食 

徳光 孝信 (株式会社花外楼 代表取締役社長)

 瀬戸内海、大阪平野などの地の利に恵まれた大阪。その地にあって、町人の合理的な精神に根ざした創意・工夫・自由な発想が今日の大阪の豊かな食を育ててまいりました。

 第3回
2016年10月19日(※終了
京の和食の食文化

園部 平八 (山ばな平八茶屋 取締役会長)

 京料理は、本膳料理、有職料理、茶懐石、精進料理、川魚料理の五系統に大別され、長い歴史と伝統を受継ぐ食文化として発展してきました。京料理の特色、おもてなしの心や技術をどのように継承しているのかについて、料理人の立場からご紹介します。


東アジアの考古学-日中韓の遺跡・遺物-(4~6:第2シリーズ)

 第4回
2016年10月26日(※終了
考古学からみた日本文化の源流-東アジアにおける日本列島の先史文化~
 

矢野 健一 (立命館大学 文学部 教授)

 日本人はどこから来たか? DNAの解析から人類学的研究が進んでいます。人類学の成果を紹介するとともに、旧石器・縄文・弥生時代を中心とした考古学の成果を東アジア各地と比較検討して、日本人・日本文化の源流をたどります。

 第5回
2016年11月2日(※終了 
東アジアの古代寺院―伽藍配置を中心に―
高 正龍 (立命館大学 文学部 教授)

 伽藍配置を中心に日韓中の古代寺院を概観し、各国の伽藍の様相を比較検討する。

 第6回
2016年11月9日 ※終了 
東アジアの近世・近代陶磁器-日本人の美意識を変えた国際関係- 
木立 雅朗 (立命館大学 文学部 教授)

 江戸時代から明治・大正時代は、歴史上、焼物が目まぐるしく変化した時代といえます。文禄・慶長の役、中国の明清動乱、「韓国併合」が東アジアの焼物を変えたのです。それらは日本人の美意識をも変えてしまう大事件でした。


港町での文化の出会い-長崎・上海・広州- (7~9:第3シリーズ)

 第7回
2016年11月16日( ※終了 
蜀山人が見た中国のお芝居ー江戸後期の長崎における中国演劇の上演
 

赤松 紀彦 (京都大学大学院人間・環境学研究科 教授)

 江戸時代の長崎に、多くの清国人が来航したことはよく知られているが、彼らの居留地であったいわゆる唐人屋敷内で、中国の演劇が上演されていた。しかも興味深いことに、その上演を実見し、詳細な記録を残した人物がいる。狂歌で有名な蜀山人、大田南畝である。本講演では彼の記録と数々の絵画資料を手がかりに、その上演のありさまを探る。

 第8回
2016年11月30日()  ※終了
19世紀の上海競馬 ~英字紙”North China Daily News”を資料として~
上野 隆三 (立命館大学 文学部 教授)

 イギリスを中心とする西洋諸国は19世紀に中国や日本に進出し、各地に居留地を作った。その居留地の多くで競馬場が作られ、競馬が開催されていた。そのうち、今は無き上海の競馬について、当時の新聞から、開催の様子や雰囲気を探る。

 第9回
2016年12月7日()  ※終了
外国人から見た近代広州
宮内 肇 (立命館大学 文学部 准教授)

 中国南方の海港都市・広州では、近代以前より貿易・宣教のために多くの西洋人が訪れ、たくさんの風景画を残しました。近代以降は、日本人も広州に居住するようになり、広州の文化を紹介しています。本講演では、西洋人と日本人は広州のどのような文化に関心を持ったのかについて紹介したいと思います。


非日常の世界への想像力を磨く (10~12:第4シリーズ)

 第10回
2017年1月18日() ※終了
ことばを選ぶということ~「人生の径路」の研究から
サトウ タツヤ (立命館大学 総合心理学部 教授)

 東日本大震災以降、「フクシマ」という表現をよく目にします。そこには地震と津波に加え、深刻な原子力災害の影響を見てとることができます。文化心理学を専門に復興支援の実践的研究として福島県に頻繁に通ってきた経験から、人々の暮らしと仕事に響く言葉とは何かを探ります。

 第11回
2017年1月25日()  ※終了
つながりあうということ~「地域を活かす」実践から
山口 洋典 (立命館大学 共通教育推進機構 准教授)

 阪神・淡路大震災以降、各地からボランティアが支援に駆けつける文化が生まれました。そして地域や立場を超えたつながりが復興の先の新しい日常へ導きます。今回、神戸・中越・東北の現場と関わりを重ね、福島県楢葉町のまちづくりに携わる西崎芽衣さんと、経験知を紐解きます。

 第12回
2017年2月1日() ※終了
支え合うということ~「混ぜる教育」の現場から 
今村 正治 (立命館アジア太平洋大学 副学長)

 平成28年熊本地震は、震度7を観測した益城町や西原村をはじめ、熊本や大分に大きな被害をもたらしました。その影響は立命館アジア太平洋大学がある別府市にも及びました。想定外の揺れの中、3,000人の国際学生を含め、人と組織とまちはどう動き支え合ったかを伺います。


大阪の地形・建物・物語(続編)-水都・大阪の新しい歩き方 (13~15:第5シリーズ)

 第13回
2017年2月8日( ※終了 
大阪の地形~古代の海岸線を辿る
新之介 (大阪高低差学会 おせわがかり)

  大阪は江戸時代に八百八橋と呼ばれる前から水と深く関わった都市でした。飛鳥から難波長柄豊崎宮へ遷都した時代にタイムスリップし、当時の海岸線を辿りながら、大阪の隠れた起伏と魅力を凸凹地図や写真を使って紹介します。

 第14回
2017年2月15日() ※終了 
大阪とビル 〜御堂筋のビルの移り変わり〜
高岡 伸一 (大阪市立大学 都市研究プラザ 特任講師)

 大阪のシンボルストリートである御堂筋の沿道には、常にその時代を代表する建築が建てられてきました。高さ規制の緩和によって景観が変化し、新しい高層ビルが建設される一方、戦前の近代建築も残る御堂筋。その特徴や魅力について語ります。

 第15回
2017年2月22日() ※終了 
大阪と映画:都市の無意識を記憶する映画
堀口 徹 (前・立命館大学理工学部准教授)

  映画は都市を記憶する。都市は映画によって記憶される。この講演では、普段、物語や登場人物の背景に潜む建築や都市の風景を前景化することで、都市の失われた風景の痕跡を現在の風景の中に発掘する時空旅行を紹介する。「建築映画探偵」による新しい大阪の歩き方。

※事情により、やむを得ず、日程・テーマ・講演者などが変更になる場合がございます。


【お申込方法】

①「申込書」に必要事項を記入の上、FAX・メール・郵送、いずれかの方法で下記お申込み先までお送りくだ さい。

 ※お電話での申込みはできません。

 ※メールでお申込みの場合、メールに件名・本文を記載のうえ「受講申込書」を添付してください。

  件名・本文がないと正常に受け取ることができませんので、ご注意ください。

②受講申込み受付後、「受講受付確認書」「郵便払込票」を送付いたしますので、受講料を納入(郵便払込)願います。

 ※事務局窓口にて現金で納入することはできません。

 ※払込手数料は申込者のご負担でお願いいたします。

 ※いったん納入いただいた受講料は返金いたしかねますので、ご了承ください。

 ※お申込み後、二週間以上たっても連絡がない場合は、お手数ですがお問合せ先までご連絡ください。

 ※事務局より受講料納入確認の通知は行いません。

③受講当日は、会場受付にて「受講カード」をご提示ください。
 ※2015年4月以降初めて講座を受講される方へは、受講料の納入確認後、受講カードを送付いたします。
 ※受講カードが届くまで1~2週間程度かかることがあります。
 ※既に受講カードをお持ちの方は、引き続きご利用いただけます。カードの再発行は行いません。

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