2011.12.31

女子フェンシング部を訪問

今年の最後は、カッコいいフェンシング部の木村友香理(2回生)さんにお話を伺いました。

IMG_0254.JPG試合を観ていて、真似をしたくなるスポ-ツ。でもルールは複雑です。まず、エペ、フル-レ、サーブルの3種目があるそうです。エペは、全身どこを突いてもいいそうです。フル-レは胴体のみを突くそうで、サーブルは上半身のみを切りつけたり、突いたりできるそうです。


木村さんは、主にエペとフル-レの選手です。やっぱり競技選手、剣を持った時点で顔の表情がきりっと変わるのです。
剣に電源を流すジャックが柄にあり、剣先のボタンスイッチが押されると、ランプが付く仕組みになっているようです。実際に剣を触らせてもらいながら「突く」という動作を想像していたら、剣道の突きよりも痛いような感じを受けました。実際には、初心者の時期は青あざを沢山作っていたそうです。経験を重ねるごとに、怪我にも慣れ、恐怖心も少なくなるそうです。

 

フェンシングの一番の魅力は、敵選手の動きを見て、敵選手が突いてきたら、自分の剣でかわしながら、自分の攻め方をシュミレ-ションしているところだそうです。特に瞬時で一歩先を予想して攻撃パタ-ンを作り、攻撃を仕掛けるそうです。

IMG_0243.JPGこういった駆け引きに勝った時は、本当に楽しいと・・・。でも敵にポイントを取られてしまうと本当に悔しい・・と語ってくれました。フェンシングは勘ばかりでなく、頭の勝負だと言います。練習着を着ていない時も守備、攻撃とテクニックをイメ-ジするそうです。

 

木村さんの来年の目標は、個人でインカレに出場し、上位を狙うことだそうです。ただ、現4回生が卒業すると、メンバ-が急激に減ることから、来年の団体戦の戦い方が苦しくなるそうです。でも部員全員で、今年(インカレ3位サーブル)以上の戦績を得られるよう期待していますね。

 

CIMG0272.JPGお話を聞いた時、たまたま道具を持っておられ見せてもらいましたが、手入れも大変だろうなと感じました。剣ばかりでなかく、マスクやウェア-、メタルジャケット(電源を流すウェア-)などの細かな手入れの技も求められるスポ-ツなのですね。
来年はぜひ試合応援に行きたいと思いました。

【shine】