2016.05.23

 写真の円陣(輪)は、5月12-15日の間、長居陸上競技場で開催された関西学生対校戦(関西インカレ)後のものです。


 ハーフマラソンを入れて、計5日間の大会です。各種目の決勝上位8名が得点(優勝8点から8位1点まで)をもらえて、その総合得点で学校対校の順位が決まります。今年の成績は、男女とも総合準優勝でした。

 大会前の壮行会に話しをさせてもらう機会がありました。そのときに話したのは、出場する選手、サポートする部員、大会運営に回る部員、チーム関係者の全員が一丸となって取り組む大会にして欲しい。そして、大会に集中する中で、「○○の大会にしたい」というように、○○にキャッチフレーズがつけられるようにして欲しいと話しをしました。そのキャッチフレーズは、個人のレベル、パートのレベル、チーム全体のレベル、そして立命館大学のレベルのそれぞれで考えてつけてみてくださいとお願いしました。大会後の集合の時にも同様の話しをしました。陸上の試合結果は、客観的な物理量で表現されます。ただし、そこへ至までのプロセス、個人・チームの想いは表現されません。だからこそ、キャッチフレーズがつけられるほど、想いの詰まった、記憶に残るような大会にして欲しいといつも願っています。


もちろん、部員のそれぞれには大きな思い出と記憶になっているのは間違いありません。その一つの表れとして、きれいな輪(和)がみえました。チーム一丸となった想い、記憶に残る出来事、経験知として高まったことなど、各自の引き出しを常に整理しながら、次の大会、次のライフキャリアにつなげてくれるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
3回生ゼミは、1週間の出来事30秒スピーチの後、各自が読んできた論文の抄録をつくり、3分間でプレゼンすることを行っています。短い時間で、ポイントを押さえて要領よく説明するには、練習と工夫が要ります。そのトレーニングを積みながら、「論文」について勉強をはじめています。

【忠】