2016.05.25

秘密の扉を入ってみると…!

朝から晴れ渡った日、1回生の小集団クラスの学生たちと一緒にキャンパス内を散策してきました。
クイーンススタジアム(正門を入ってすぐにある競技場)にある「秘密の扉」を開けて、地下に潜ってきました。地下に行くほど、ひんやりとした空気でした。

そこにあるのは、木瓜原遺跡古代製鉄炉。7~8世紀頃の遺跡が保存されています。いただいたパンフレットを読み合いながら、お互いにああだ、こうだ言いながら古の草津をイメージ【写真】。



構内にある「コアステーション」まで行くと、そこには遺跡の一部や出土品(須恵器や土師器など)が展示されています。お近くの方は、ちょっとした散歩コースでお出かけしてみてはいかがでしょう?少し意識して歩くだけで、万歩計の歩数が増えます!



その後、大阪で別の扉を開いて会議、研究会へ。今回のテーマは、「ショッパー・インサイト(店舗内購買行動分析)の現状と課題」という内容でした。購買行動・購買に至るまでの心の動きをレシートなどから分析し、パッケージやPOPの制作など実務への活用、購買行動を紐解くための方法論、百貨店のデパ地下をフィールドにして、動線長や快感情が購買行動に果たす役割を分析した研究が発表されました。知的な刺激を受けた一日でした。



※研究室で、学生と一緒に勉強・研究している産業・組織心理学という分野では、このような消費者行動に関するテーマの他に、作業(労働環境・管理)に関するもの、人事、チームにおける組織行動(リーダーシップ、人間関係等)に関するテーマも扱っています。部門アカデミックな側面とともに、応用、実践を合わせて、現場の問題を解決しようとする分野です。興味のある方は、ぜひご一緒ください。

ippo