2016.06.11

博士課程後期課程の学び【 人文社会科学系 】

立命館大学スポーツ健康科学研究科には、博士課程前期課程と博士課程後期課程があります。今日は、博士課程後期課程の学びについて、紹介したいと思います。

博士課程後期課程では、スポーツと関連を持ちながら、人文社会科学系の研究や自然科学系の研究が行われています。
研究ばかりではなく、必修講義があります。月曜日のブログ担当の忠先生と私の2人で担当しています。

今年の前半の講義には、スペシャルゲストとして、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官の高Bridge先生にお出で頂きました。また、享Bridge先生は、スポーツ庁政策課教科調査官、という肩書きもお持ちです。
今回のお話は、「スポーツ庁の概要及び我が国の教育関係予算について」というタイトルでお話し頂きました。

写真


スポーツ庁は、文化庁と同様に、文部科学省の外局として設置されたスポーツ関連に特化した行政機関です。
これまで、スポーツの振興等スポーツに関連する内容は、文部科学省が関わってきました。ですが、その他の省庁も、スポーツに関連した内容を取り扱ってきています。例えば、経済産業省では、フィットネス産業やスポーツ用品業なども含めたサービス産業を扱ってきていますし、観光庁では、スポーツツーリズムの推進を扱ってきています。その他、外務省ではスポーツを通じた国際交流などを扱ってきています。
このように、スポーツに関わって、多くの省庁が扱ってきたのですが、それらを一元化して、スポーツ庁が扱おう、としています。
もちろん、スポーツ庁は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会も扱いますが、そのためにスポーツ庁ができたのではありません。
そして、スポーツ庁では、小学校、中学校、そして、高等学校における保健や体育の内容も扱っています。
ご講演後、博士課程後期課程の大学院生から、様々な質問が出てきました。それらに対して、大変丁寧にご回答頂きました。

写真


高Bridge先生は、中学校、高等学校の体育に関する内容について責任を担っておられる方で、なかなか、聞けない話をお聞きすることができました。
また、お出で頂き、お話を聞きたいと思う講演でした。
「高Bridge先生、大変ありがとうございました。」という気持ちを込めて、和やかに、記念写真、です。

写真



それでは、良い週末を!

【 智 】