2016.06.26

ハワイでお世話になっているマサキ先生

だんだん暑くなってきました。
今はアメリカ本土が異常な熱波に見舞われていて
山火事や竜巻などがニュースになっています。
ハワイでも夏は暑くなるらしいですが
日本のように蒸し暑いというほどでもないようです。

さて今回のブログでは、ハワイ大学でお世話になっている
マサキ先生をご紹介いたします。
いつもありがとうございます。

マサキ先生はハワイ大学医学部の老年学科長で
普段からとても忙しくされています。
彼女はインドのボンベイ大学医学部を卒業され、
アメリカのミシガン大学でレジデントを経験し、
ハワイ大学でフェローのトレーニングを修了されました。
内科と老年科がご専門となります。
加齢研究はクワキニ病院を中心に20年以上続けられており
これまでJAMAなどの医学誌を中心に100編以上の論文を発表されています。
マサキ先生は、アメリカの医学分野において
教育と研究に貢献された証である「The Best Doctors in America」の称号を
これまでに3回も受賞されています。



話しは変わりますが、アメリカで医師免許を取得するためには、
一般の4年制大学学士号(理系)を取得してから
4年間のメディカルスクールに入る必要があります。
つまり、学部とメディカルスクールに8年間所属した後、
各州ごとの医師国家試験を受けることができます。
しかし、医師としての一般的な活動は、通常6年以上におよぶ
長期間のレジデント、フェローを経験した後にやっと得ることができます。
大変な道のりですね。



先週、クワキニ病院でフェローの修了式がありました。
フェローに合格された医師は全部で9名で、
日本人の先生が1名含まれていました。
このパーティは大学の研究室内で昼間に行われましたが
日本の寿司職人さんに来ていただける寿司バーが
毎年の恒例なんだそうです。アルコール類は一切なしですが...
久しぶりの日本の味にもありつけて幸せな1日でした!


Good day!

sana