2016.08.19

近江富士(三上山)登山


naoです

山の日(8月11日 新設)に、三上山を登ってきました。
地元では、近江富士として親しまれています。
一度は登りたいと思っていたのですが、いつでも登れると思うと行動に移せませんでした。

この山は、BKCからは見えないのですが、南草津駅から少し東へ進むと、しっかりと富士と言われる優雅さを見ることが出来ます。
なんといっても新幹線から見える山として有名です。
また三上神社の御神体となっている神聖な山です。
神社の本殿は、国宝です。

富士と名のつく山は多く、滋賀県内でも甲西富士(湖南市 甲西)、杉野富士(木之本余呉)お含め3ヶあります。
京都では10ヶの富士があるそうです。
その一つに都富士(比叡山)があります。
今回紹介する近江富士は、小学生でも40分ぐらいで登れる山と言われていますが、楽なことなくて、険しい岩石道がかなり続きました。



登るためには、表登山道と裏登山道の2コ-スがあります。
私は、表登山道から登り、裏登山道で下山するコ-スを選びました。
登りの途中で、幼児を連れたご家族が「表登山道では子どもは無理で、裏登山道に変更します」と降りてこられました。



檜、杉、樫、楠、松(松茸が出そうな箇所がいくつもありました)といった木々の山道を登って行くと、シダ植物で覆われた箇所があり、表現できない緑色と檜の赤色(檜皮・ひわだを外した箇所)が重なって癒されました。
夏の強い直射日光が全く地面に入らないぐらい木々が茂っており、暑さを感じませんでした。



ある場所では、大きな岩石を鎖を持って登るところもあり、足を滑らさないように注意をしました。
この岩石の中に「割れ岩」がありましたが、カブトムシ体型の私は挟まったら出れなくなるため迂回しました。
大学生にとっては、楽しいかもしれません。





山頂には、奥宮が鎮座し、奥宮前にある磐座付近で休憩をさせて頂きました。
BKCが見えなかったのが残念ですが、山頂からゆっくりとお茶を頂きほっこりした気持ちになりました。
下山は楽かなと思いましたが、光が届いていなく、地面の湿気によって足を滑らせる方々がおられました。
実は、私はランニングウエア-を着てランニングシュ-ズを履いていましたでので、膝や下腿部分に多少の切り傷がありました。
初心者の山でしたが、ハイキング感覚ではケガをするなと反省しております。

登山を終えて、「いつかは登るだろう」、「いつかは訪れるだろう」という発想は止めて、時間があればゼミの仲間たちと滋賀や京都の名所を訪れたいと強く感じました。