2016.09.07

学会シーズン… ポケモンGOシーズン !?

学会シーズン到来です。

台風の進路を気にしながら、9月に入って学会が一つ行われました。 こういう機会があると、「もう少しがんばろう」とやる気にさせられますし、日ごろ考えていたことを
専門の先生と情報交換させて頂く絶好の機会です。
課題は、日々の仕事にかまけることなく、研究への気持ちを少しでも長く、強く思い続けられるよう
にすることです…。

今回は、心理学会の中では重鎮の先生方とともに、実務家の方にどうしてもご登壇いただきたく、お忙
しい中を調整して頂き、実現しました。

国際競争力・革新力を高めるために「連携/協働」が必要だと言われているのですが、本当に効果的で
有機的な連携が実行できていますか?なぜうまくいかないことがあるのか、そうすれば実行力が上がる
のか・・・それがテーマでした。



追手門学院大学の浦光博先生、立教大学の大谷華先生、JALの再建に向けてフィロソフィと部門別採算制度
を導入し、その統括責任者でいらっしゃる、京セラコミュニケーションシステム株式会社の松井達朗先生。
そして指定討論には、九州大学名誉教授の古川久敬先生でした。もう少し時間が必要だった…というほど、
中身の濃いお話しばかりでした。
私の研究室ではこんなことに関心があって、学生たちと研究をしています。


 
さて、もう一つ。今回の学会が東京で行われたおかげで(!?)、ポケモンGOの人気を実感すること
ができました。 学会で訪れた池袋駅近くの公園は、一日中、まるで夏祭りのような状態でした。

 (昼:皆さん、特に会話もなくなかなかの集中力…‼)

夜になると一層人が増え、座り込んで下を向いてなにやらとても一生懸命です。 最初は、何事か分かりませんでした。東京だから、普段から人の多い公園なのか何なのか。 でも、あまりにもみんな同じような姿勢で過ごしているので、写真を撮ってみました。

(夜:すごい!夏祭り? 有名人がいるのか?と思うほど)

どうやら学会の先生に聞くところによると、レアなポケモンが出没する公園として有名とか。 不思議な光景でしたが、これだけの人たちを虜にするのは凄い!「○○できるといいのに」と思い立つ
ことを、ちゃんとできるように設計されているようです。

いろんな人間の発想があるはずなのに、それを叶える内容になっているというのは、本当に感心させら
れます。… 私ははまりそうなので、やめておきたいと思いますが。
この様子は、冬も続くのでしょうか。

ippo