2016.09.14

夏休みと卒論

9月も中旬になり、すっかり秋の雰囲気になってきました。いかがお過ごしですか?

学生たちもいい色に焼け、4回生は学生最後の夏休みとあって、充実した時間を過ごしているようです。ゼミの学生たちも、一緒にラフティングに行ってきたようです。台風が来そうな日に出かけるようでしたので心配でしたが、そんなことよりも、楽しさいっぱいの土産話でした。

そんな楽しみの中でも気になっては消え、消えては気になるのが「卒業論文」のようで、最近、ときどき研究室にやって来ます。いくつか理由があって、ゼミ生には「卒論のことは、何人かで一緒に来る」ように伝えてあるので、毎回、ゼミの中で一緒に行く仲間探しから始まります。

夏の旅行の話、部活の試合や合宿の話、そしてお土産のお菓子を囲みながらスタートです。


(お土産を囲んで、その土地のことも学びつつ、話も弾みつつ。日本も、世界も、広いですね)

おもしろいもので、おおよそ自分たちの話が終わると、学生たち自身でいつの間にか研究の話を始めます。一緒にやっていく中で、「お!なるほど(そういう好みの学生なのかぁ)」「お!なるほど(そういう視点できたかぁ)」と、学生のことも、研究の内容についても私自身が気づかされることも多くあります。

卒業論文を卒業するために作成する、というだけでなく、ものごとの「考え方」「観る姿勢」、自分の気持ちに「正直であること」を身につけてほしいなと思っていますし、心理/リーダーシップの研究室ということもあって、「ひとって、やっぱりいいよね」「ひとって、変われるんだね」と、研究を通じて実感してくれるといいな、と思っています。

ippo