2016.10.07

立命スポーツ編集局の活躍

naoです

体育会のリーグ戦(秋季)が中盤を迎え、各チ-ムとも必死で練習し、目標に向かって頑張っています。
既に大会を終えて、全国大会(インカレ)に入っているチ-ムもあります。
球技は、今が一番の頑張りどこかと思います。
特にリーグ戦の場合、勝っていると選手らの顔も明るく次の試合も波に乗れていい結果を出すことができます。

しかし逆に負けが続くとチ-ムの雰囲気が暗く、何をしても上手くいきません。
それによって、選手同士のぶつかりや、場合によっては敗戦の責任を仲間に押し付けてしまうこともあります。
時にはOBらがやってきて「気合が足りない」といった小言を言いに来る場合もあります。
選手にとっては、まずは敗戦の原因を分析しなければなりません。
でも負けた試合の録画画像を見て反省会をする雰囲気にはなりません。
選手らは、負けに向き合い、チ-ムの状況を丁寧に分析しなければ、次の勝利を勝ち取ることはできないと分かっているのですが・・・。
こんな、厳しい状況のチ-ムを引っ張るのが主将や副主将なのです。
不眠症になる仲間もいれば、胃が痛くて胃薬を飲み続けている仲間も大勢います。



このように、勝ち進んでいるチームの主将やコ-チ、負けが続き暗い表情の主将やコ-チに毎試合後に感想など聞き、記事を書くメンバ-たちがいます。
それは、「立命スポ-ツ編集局」の記者たちです。
大学スポ-ツ新聞の記者です・・・という軽いノリで取材すると、負けたことから「話したくない」と怒られることもあると言います。
やはり、取材するうえでチ-ムの戦績の状態、日頃の練習実態等を把握しておく必要があるそうです。

写真の成澤郁美記者(国際関係 3回生)にお話を聞くと、記者の数が少ないので12種目を担当しているそうです。
ル-ルを覚えることだけでも大変ですね。
成澤さんはヨット、ボ-ト、カヌ-といった湖上スポ-ツをはじめボクシングやバドミントン、そしてバスケット男女を担当しているそうです。
そしてアメリカンフットボ-ルやアイスホッケ-なども応援部隊として関わっているそうです。



男子バスケットボ-ル部の部員たちは、成澤さんの姿を見て、アメリカンやラグビ-といった大学メジャ-スポ-ツは4新聞(読売、朝日、毎日、日経)に結果が出るけど、バスケットは試合結果すら記事にしてもらえないことから「立命スポ-ツで、記事にしてもらえる~」と喜んでいました。

お話を聞き残念なのは、スポ-ツ健康科学部の学生が「立命スポ-ツ」の記者にいないという現状です。
スポ-ツ健康科学部1期生の先輩には、ラグビ-やアメリカンの取材で活躍された方がおられます(現在デイリ-スポ-ツで記者として走り回っておられます)。
その先輩は、スポ-ツ健康科学部で学んだ視点で取材してみると、チ-ムの様子を上手く引き出すことが出来るんだと語っておられたことを思い出します。



スポ-ツ健康科学部の方々は、選手やトレ-ナ-といったポジションで活躍されていますが、私は大学スポ-ツの様子を学内に発信する広報の役割でも活躍してほしいと願っています。

努力したけど負けてしまう選手ら沢山います。
また沢山の回り道をしていている選手らもいます。
大学スポ-ツを応援するということは、そんな選手らの汗や涙を理解することです。

そんなことを熱く語っていたスポ-ツ健康科学部の先輩方が、TBS、関西テレビ、東海テレビはじめ新聞社の様々な部門でスポ-ツ報道や企画に関わっておられます。
また少子高齢化時代「スポ-ツをする」ばかりでなく、「スポ-ツを見る」ことも大切だと・・・。