2016.10.18

専門演習〜プロジェクト企画

夜は肌寒さすら感じるようになり、コウロギなどの秋の虫が鳴き始めております。

【ken】のゼミでは、後期に入りプロジェクト企画の立案が始まっています。
このプロジェクト企画は、各自が興味のあるテーマを持ち寄り、そのテーマをカテゴリーに分けて、いつくかのグループで1つのテーマを決めて、それに取り組むというものです。

この間、いつくかの企画案が出され、その具体的計画が練られています。
例えば、
・「子供の遊びの重要性について(体力・活動量への影響)」
・「教師と生徒の相互作用について(自律した選手育成の指導法)」
・「アクティブラーニングについて(環境設定の視点から)」
・「地域社会の健康を支えるボランティアの成功事例」
・「定常的なパフォーマンス発揮に資するメンタルトレーニング」

などの多様なテーマが出されています。
まだテーマとしては漠然としているところもあるのですが、関連する文献や先進的な取り組み事例等を調査し、問題の所在を徐々に明らかにしているところです。
なかには、実際に取材に出かけることを計画しているところもあるようで、机上ではない実社会での体験・経験をもとにした調査内容とすることで、来年度に取り組むことになる卒業論文の緒言として位置付けられることができるのではないかと考えているグループもあるようです。

このプロジェクト企画が、学生の豊かな発想力と、知りたいと思う探究心を最大限伸長させる大学生活の後半へ向けての「学びのマイルストーン」となるべく、取り組んで欲しいと思います。






さらに、時事問題への興味関心を高めるとともに、自分の意見をコンパクトにまとめ、印象的な文章を書く能力を向上させようと、新聞への投書欄への投稿にチャレンジにしてみることになりました。現在、Twitter や、Instagram などの短文や写真をコンテンツとするSNSの利用者が増えてきていますが、これらのSNSで書かれる文は若者だけに通用する言葉遣いや、省略語などが用いられ、かつ非常に短い文あるいは、単語のみで思いや考えが示されることが多いです。これに引きかえ、新聞の投書欄に掲載される原稿はあらゆる世代が読むことができるように、しっかりと、それでいて読む人の共感を得ることができる文章力が必要とされます。
まずは、執筆をしてきたものを、相互に推敲しあって、他人の客観的視点から文の完成度を高めて、投稿までもっていきたいと思います。

果たして、どんな文がでてくるのか?そして、掲載されるのか? を楽しみにしたいと思います。


追記:正門から続くフロンティアアベニューの街灯に掲げられている立命館のRのコミュニケーションマークのフラッグの片方が、見慣れぬ黄色に掛け代わっています。どうやら、学生演劇サークルの宣伝のようです。



【ken】