2017.02.01

女子相撲選手のキャリア

少し前のことになりますが、「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」で、本学部の現2回生、野崎舞夏星さんがスポーツを通した自分自身の経験・キャリアについて講演してくれました。

このプロジェクトは、すぐれた資質のあるジュニア選手の発掘・育成を行うこと、その経験をもとに社会の発展に貢献できる人材を育成することを目指した事業です。このプロジェクトの一環で「インテレクチュアル・プログラム」を【Jin】先生が担当されているということで、出かけてきました。

この日は、午前中は小学校4~6年生、午後は中学校1,2年生を対象に行われました。野崎さんからの講演、そしてきっずからの質問コーナーという流れでした。

野崎さんのキャリアの詳細は、本人や女子相撲の活躍とともに今後注目して、知っていっていただければと思います。
ただ、その中でも、今回印象的だったのは、その昔、彼女がある試合で負けたとき、お母さんが「勝った子とお友だちになっておいで」と声をかけられたそうです。そして、何よりも、この短い講演時間の中で、彼女が数ある経験・想い出の中で、このエピソードを披露したことに大切なものがあるように思いました。

>> 午前の部:Q&Aセッションの一場面

きっずからは、食に関すること、試合で負けたときや緊張したときの対処の仕方などなど、質問が途絶えることがありませんでした。また、彼女が的確に、分かりやすく対応してくれていたので、きっずにとってもとても意味のある時間になったのではないかな、と思いました。

>> 終わってから、サインの列は長く伸びて…

このプロジェクトが始まったとき、当時4年生だったきっずが、今中学校2年生です。身長も伸び、自分の経験や想いをもって話ができるようになってきました。続けている競技の中で、怪我を含めていろいろな経験をし、想い悩み、どうやって成績を上げようかと挑んでいるようでした。

才能が、その人自身を活かすものとなることを願うばかりです。

ippo