2017.02.08

未来を描く

先日、Future Mobility 研究会に出席させて頂いてきました。
昨年末にお声かけを頂いて、楽しみにしていました。

この日は、二つの講演、そしてそれぞれについてディスカッションがありました。出席者は、企業の方々(東京ほか、遠方からお越しでした)、本学の複数学部・研究科、職員、学生を含めたメンバーでした。

一つは、「航空宇宙モビリティーの未来」と題して、JAXA 他でのご経歴を持ち、昨年度から立命館大学で研究・教育に携わっておられる湊先生のご講演でした。2050年に向かって、どんな世界・宇宙を描くのか? そんなことを思い描いて、国家、研究機関、企業、学生たちが活動しているというお話を含めて紹介がありました。
とくに、航空宇宙を経営学の視点から捉えられたお話は、とても興味深く、教育や心理学/リーダーシップの分野の広がりをも見せて頂いたように思いました。

もう一つは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の(NEDO)の技術戦略研究センターの砂口先生のご講演でした。
IoT(もののインターネット:インターネットにそれ以外の様々なものを接続すること)関連技術に関する将来像を含めて、国際基準の中での日本という国のあり方等々に話は及び、その後の懇親会にも及び…でした。



どちらのお話も、私にとっては今までにはない世界、研究の話でした。
知らず知らずのうちに、自分の仕事や研究を限定してしまっていたのではないか、もっともっと「こうなったら楽しい、こんな日本・世界になるはず、人間はこんな世界を望むようになるはず」ということを見通していくことが重要だと思いました。

皆さんは、どのくらい先まで、どの世界の未来を思い描いていますか?
2050年・・・ いったい何をしているのでしょう???

表紙の写真:出張先に向かう飛行機の中から… 空はおもしろいですね、大好きな風景です。

ippo