2017.02.10

京都木津川マラソンに参加したのですが~


naoです

2月5日に、京都府京田辺市で第34回京都木津川マラソンが開催されました。
フルマラソン、ハ-フマラソン、5㎞、3㎞の4種目で、約6000名を集めて実施されました。
天候が悪く、どしゃぶりの中での雨天開催となりました。



フルマラソンは、山城大橋(京田辺)から木津方面に10㎞南下し、折り返してスタ-ト位置に戻り、また流れ橋(映画の撮影で使われる場所)方面に10㎞北上し、折り返してスタ-ト位置(ゴ-ル)まで南下するコースです。
この大会のいいところは、木津川の堤防を走ることから、交通制限をしないので、時間制限がありません。
そんな初心者向けの大会であることから、北海道から沖縄まで全国から参加者が集まってきます。

大都市フルマラソンと違って沿道の応援はほとんどありません。
「ひたすら、他のランナ-の後姿を追いかけながらの自分との闘い」のようなところが、この大会の魅力かもしれません。

河川敷を使っての大会開催は、更衣のスペ-スが少ないことです。
そのようなことから、今回は傘をさしながらの着替えです。



給水所ではボランティアの方々の熱い応援があります。
バナナ、パンをはじめチョコレ-トなど沢山の給食を提供してくれます。
マラソンを経験したことのある方は分かるのですが、寒い日のチョコレ-トは口の中でなかなか溶けないのです。
歯にチョコレ-トがくっついた状態になります。
そして、走り終わっての「温かいうどん」が待っているのです。
この大会の名物です。

今年は、大雨での開催のため、スタ-トから寒くて震えているランナ-が大半でした。
私は、ごみ袋を被ってのスタ-トです。
また南下するコ-スの半分以上が土なので、靴下の中に泥が入り込んでくるのです。

私は、どんな大会でも緊張することから体調のことよりも走ることばかりが考えていました。
スタ-トして、泥水の中を走り続けたことからか、膝が少しずつ痛み出し、23㎞地点(スタ-ト位置に戻った場所)で、「残り20㎞を頑張れるのかな?」と思った瞬間、体が震えだしました。
そして、脚が急に重くなり動かなくなりました。いわゆる低体温症です。

歩いていると脚の具合は少し回復してきたのですが、震えが止まらず寒さが限界でした。
歩いてでも完走するか?どうしよう? 悩みました。
マラソンに参加して、初めての棄権を決めました。
悔しい~。
しかし、無理して体調悪くするよりは、「ここは勇気ある撤退」と自分を慰めました。



ボランティアの方から、「うどんを食べなさい~」とお声をかけて頂いたのですが、完走したご褒美を頂くことはできません。
帰り道で寄ったコンビニでコ-ヒ-を飲んでいると、自分の弱さに悲しさが~
また来年、挑戦します。