2017.04.17

立命館小学校の入学式

大学の授業も2週目となり、新入生も徐々に大学生活のリズムを摑んできているように感じます。


4月8日に、京都の北大路駅そばにある、立命館小学校の入学式に参加してきました。

実は、この場所は以前、立命館中高等学校があった場所です。小生もここに通っておりました。その後、立命館中高は、1988年に深草へ移転し、さらに2014年に長岡京市へ移転しました。

いわば想い出の学舎の跡地に、立命館小学校が2006年に開学しました。

HPをみると、次のようなメッセージと映像が流れます。
『学んだ子どもたちが、世界を変えていく』

普段は大学生ばかりに囲まれているので、今回の入学式に参列して久しぶりにみる、ピカピカの小学1年生がちっちゃくて、かわいらしいことに、思わず目を細めてしまいました。参列者全員がそのような面持ちですごく素敵な雰囲気でした。

式典は、合奏部の小学生たちの純真な歌声による校歌斉唱(最高!)にはじまり、最後は在校生(2年生全員)によるお祝いの言葉でした。これも最高に素晴らしい新入生へのプレゼントでした。立命館小学校のコンセプトを語りながら、1年間での見事な成長を見せてくれるものでした。お祝いの言葉は、2006年に開校したときの、『立命館小学校開校宣言』にある5つの誓いを全員で、元気な声で暗唱することで締めくくられました。
 その誓いの言葉は次の通りです。
一、わたしたちは、かけがえのない一人ひとりのいのち生命を大切にします。
一、わたしたちは、言葉を大切にし、心をみがいていきます。
一、わたしたちは、知りたいと言う気持ちを大切にし、あらゆることから学び続けます。
一、わたしたちは、たくましく生きていくために必要な「根っこ」をきたえます。
一、わたしたちは、身につけた力を、進んで他の人に分かち伝えていきます。
                        
<立命館小学校開校宣言>
http://alumni.ritsumei.jp/kouyuukai_news/post_1531/

昨年度から、立命館小学校出身者が大学に入学してきています。彼ら彼女らを含めて、受け入れた大学生が、上記の誓いを叶えられるように、学部教育を進めることを深く考えさせていただく機会となりました。同時に、清々しい気持ちと今後の推進力となる元気を頂きました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今週の水曜日4/19水 15-18時 シカゴ大学の中村先生による基調講演を含み、「がん研究の最前線」のシンポジウムを行います。ぜひお越し下さい。大学生、大学院生も見逃すことのないように。内容がむずかしそうだな?と迷っていたら、来た方が良いです。世界のトップで活躍するリサーチャーを知ることは、トップアスリートをみること、知ることと同等以上の価値があります。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/assets/file/symposium_20170419.pdf 
【忠】