2017.05.06

ゴールデンウィーク―学生集いて学び有り―

ゴールデンウィークの中日の講義、今日はどれほどの学生が出席するか、講義場所であるコラーニングの大教室が閑散と・・・・その場合は何から始めるか・・・・等々が気になっておりましたが、杞憂に過ぎず、さすが本学のスポーツ健康科学部の学生(主に2回生)諸君!いつもと変わりなく出席しておりました。


 今は死語になっているのでしょうか。あまり耳にしなくなりましたが、新入生だけでなく、上回生にも見られる5月病あるいはスチューデント・アパシーと言った無力感、無気力状態の兆候の見られるのがちょうど今頃からと言われております。しかしこうした無気力状態は大学生だけの特徴ではなく、高校生、中学生さらには小学生にも見られ、不登校のかなりの割合が無気力タイプとか・・・・。

「何もしたくない」「何をやってもおもしろくない」「自分は何をやっても駄目だ」といった過度に一般化した自己認知の仕方(偏り)にその特徴があり、抑うつ気分、自尊心の低下を伴って、時々教育・社会問題として取り上げられることがあります。しかし、物事の受け止め方しだいで(心理学的には再学習)、その後の行動に違いが見られるのも事実です。また、人には困難な状況にも適応していける能力=レジリエンスがありますので、このような場合、深刻になることもなく、自分のリソース(良いとこ)探しをしてみる事も必要かと思います。(老ブロガー・ハル)