2017.06.07

大学に結集する智

表紙の写真は、「世界で最も美しい本」と言われるケルズの書があるところ、トリニティ・カレッジ・ダブリン(の博物館)です。
ケルズの書は、8~9世紀ころに制作された聖書の写本だそうです。スコットランドやアイルランドの修道士たちによって装飾されたという、その絵柄、カリグラフィー、色合いなどすばらしい!! の一言につきました。

そこからの旧図書館「ロングルーム 【下の写真:カラー版で】」と最古のアイリッシュ・ハープ(ダブリン生まれのギネスビールもハープをロゴにしていますよね)。興奮しすぎたのか、写真の手振れがこの場所の分だけひどいのですが、なんとか1枚。
ハリーポッターの世界のよう。

先人たちの智が結集したところ、そしてこれから新たに智を深化させていくところが図書館であり、大学でありたいと改めて感じました。

(この土地でみた虹 : この国の民話に、妖精が虹の根元に黄金壺を隠して管理している、という話があるそうですよ。そんな話も生まれそうな雰囲気です。)

ippo