2017.06.18

Zoological Museum

コペンハーゲン大学にあるZoological Museum(動物学博物館?)は大学内にある自然史博物館の一つで、脊椎動物、無脊椎動物(昆虫やクモ形類を除く)、および昆虫学の3つの異なる分野の生物に関わる展示が公開されています(有料ですが。。)

博物館はキャンパス内にあり、現在大学間での共同研究を協議しているコペンハーゲン大のDepartment of Nutrition, Exercise and Sportsの研究棟が隣にあります。


 

Zoological Museumには大学の所有する博物館とは思えない規模の展示品が並んでいました。博物館といっても実は生物学の調査・研究に向けた研究施設として機能しており、所属する研究員はコペンハーゲン大学の大学院における研究・教育にも関わっているそうです。


 


個人的には恐竜の骨格の展示が迫力あり印象深かったですが(骨の発掘に関する映像も展示の横で流していました)、施設内に様々な工夫があります。例えばマンモスの模型が展示されているところでは、寒々しい洞窟の上から垂れてくる滴でできた氷柱が本物で、子どもたちが触れるようにできていたり(水と冷凍装置を使って作っているんでしょうか)、ちょっとした休憩スペースにも写真のようなガイコツ()のシュールな展示品がおいてあったりして、各所に様々な工夫が感じられました。

 


Zoological Museumにはコペンハーゲン大学の生物学に対する情熱や研究力の高さを感じるエッセンスが沢山あるように思いました。

 

satoshi