2017.07.01

青春の一コマを訪ねて

 先週、土・日曜と資格更新のための研修会に参加しました(東京)。会場が母校の跡地で、町並みはもちろん、昔の学び舎はもはやありませんが、今も残る占春園の老木・古木が往時を偲ばせるには十分なほど残っており、行幸記念碑の礎石をベンチ代わりにし、語り合った当時の級友が隣に座っているかのような錯覚にとらわれました(何か、黄昏シネマの歌詞に出てくるようですが・・・)。

 週末ということもあり研修会場に近い池袋近辺のホテルは(予算の関係で)予約が取れなかったので、埼玉の戸田公園に宿をとることにしました。近くには国立戸田漕艇場があります。学生時代、学内レガッタに出場するために通った場所でもあり、四十数年ぶりに見て回りました。



今も変わらず川岸に並ぶ各大学の合宿所、トレーニング場、広い艇庫、そして桜並木。トレーニング中の選手、熱心に艇の調整をしている女子学生・・・・。当時はエイトに出場するため、コックスに女子そして漕手はゼミやクラブ仲間、そのまた友人と、体育、理学、農学と学部が違うものの8人熱心に練習に通い、なかなかリズムが合わずにオールを水中から抜くことができず、いわゆる腹切り状態から、椅子ごと飛ばされた経験をしつつ、レースは不思議なくらいオールがそろい入賞を果たしました。それ以後会っていない友達。つつがなきことを祈りつつ、卒業後にお互いそろうことの難しさを感じています。(老ブロガー・ハル)