2017.07.12

ゼミっ子が化けた!

4回生は、今、就職活動や教員採用試験の勉強をしながら卒業論文を進めています。
ippo ゼミは、毎年、この時期にテーマを固めていきます。「自分の」興味が何か、それを研究テーマに仕立て上げることは、(今後社会に出てからも大事な)一番大切なステップだと思っているので、相当な時間を割いています。もちろん、卒論の締め切りを意識しながら…。卒論を中心にしたチームビルディングをしながら…。

この日は、4回生ゼミでテーマと進捗を共有し合う日でした。一人一人、前に出て発表していきます。
最初、「卒論」となっただけで「むずかしい…」と唸っていたゼミっ子たちですが、最近では質問や意見が、自然と増えてきました。めでたし!

Yくん。部活のチームもゼミも、引っ張ってくれています。少しずつ殻が破けてきたような…。


昨シーズン、期待されながらも怪我に泣いたTくん。今シーズンは、真の文武両道者です。がんばっています。



なかなか口数の少ないNくんも、自ら立ち上がって発表。しかも・・・



いきなり「これまでのテーマを変えます」宣言。おっと!
でも、しばらく待っていると、彼自身が再び考えたテーマを話し始めました。それが…

なんとも、とってもおもしろい!

ここを逃してはならぬと、同じ研究手法を使う予定のゼミっ子たちでNくんの研究計画を練ろう!と盛り上がり…その様子が【表紙の写真】。

その後しばらくした後、ゼミっ子結集で練りあげた計画が、これまたイケてるのです!ゼミっ子たちが化けた!!と思いました。
うれしい瞬間に立ち会えました。

ゼミの時間を過ぎても、みんな時計を見ることを忘れていて… 落ち着いたときにはこの笑顔。
研究のことで、彼がこんなに晴れやかな笑顔を見せてくれたのは初めてだったのでは?と思います。



彼の中で、ゼミっ子たちの中で、これからまた少しずつ何かが動き出してくれるといいなと思います。学生たちのチーム力、時間はかかっても花開いたときは見事な大輪です。しっかり私の眼を見開いておきたいと思います。

ippo