2017.07.26

オランダの夏(その1):学会編

7月、オランダ・アムステルダムで、ヨーロッパ心理学会 (European Congress of Psychology) が行われました。
3月に打ち合わせに出かけたときよりは、さすがにいい季節になっていましたが、滞在期間中の1日、2日は薄手のダウンを羽織って過ごしました。
日本の夏からすると、うらやましい気候かもしれませんね。

↓これは、今年3月頃の様子。建物は国立博物館。


↓今回7月の様子。いつの季節も、高いところに上りたがるんですね。


この学会では(でも)、心理学に関する幅広いテーマが発表されました。スポーツの栄養に関するもの、運動の心理的効果に関するもの、脳科学、集団・チームのリーダーシップに関するもの、親子関係に関するもの、がん患者の心理に関するもの等々です。
今回、弾丸ツアーに近い日程になったので、学会初日に行われた自分の発表(や準備)だけでほぼほぼ終わってしまった印象ですが、それなりにディスカッションを楽しんで収穫もあったかなと思います。


ビジョンは、本当に組織(の人たち)に良い効果をもたらすのか?それはなぜ?に関する研究です。
ビジョンを十分に活用できる取り組みや人間関係…大切なようです。
S先生(現 総合心理学部)とは、院生の頃にはじめてお会いし、それから何年経ったでしょうか…。学部は異なりますが、そのS先生と初めて共同研究をさせて頂き、その成果を発表することができた記念の学会になりました。

次回は、もう少しオランダらしい風景を…!

【表紙の写真】学会のオープニングセレモニーの一幕。

ippo