デンマークでは夏で最も夜が短くなる夏至を盛大にお祝いします(北欧は特に冬の間、日があたる時間が極端に短くなるからでしょうか?)。
この日は街中でパーティーが深夜まで続きます。
(この日も研究所の皆さんは午後にはそわそわし出して、15時頃には皆いなくなりました。。)
この夏至のお祝いは”Sankt Hans (Saint John’s Eve)”と呼ばれており、1600年代から焚き火を起こしてそれを囲み、皆で食べて・飲んで・歌って祝ってきたそうです。コペンハーゲンの各地ではバンドが演奏をして、暗くなる前から焚き火が目につきました。
もともとは、ほうきに乗った魔女を焚き火で追い払う、という儀式から始まったそうで、実際に魔女の人形を焚き火の中で燃やしている風景も見かけられます。
上記画像は以下より転載(8-4-2017):
http://www.roervig.dk/hvad-sker-der-i-roervig/sankt-hans-paa-roervig-havn-100-aars-jubilaeum/
(現在はもちろん燃やしているのは薪などですが、16〜17世紀にかけてwitchcraft(魔女の信仰)で捕らえられた1000名もの男女が焚き火で処刑されたとか。。)
デンマーク人は夏のピークである夏至の美しい夕暮れを鑑賞しながら家族で食べて・飲んでお祝いします。夏は晩の10時くらいまで明るいので、僕は普段は既に寝ている時間ですが、写真撮影のために夜更かししました(笑)
Satoshi