2017.09.02

酷暑の中で見つけた百合の群生?

 時々昼食後の暑いときではありますが、インテグレーションコアから反時計回りにキャンパスの外周を、以前はジョギングでしたがここ1、2年はもっぱらウオーキングをしています。好きな風景は何と言っても正門あたりからのクインススタジアムとアクロスウィングの眺めです。広々したキャンパスを感じさせるクインススタジアムと大学らしい落ち着きと重層感を感じさせるアクロスウィングが一体となった風景は、BKCを訪れる人たちには“知の創造にふさわしい大学”を感じさせてくれます。

 2番目、貯水池越しに見えるローム会館はヨーロッパの古城を感じさせ、一幅の絵になるのではないか思います(周囲が自然保護の為に手を加えられていないので、古木が水面からその姿を表しており、いつもここにボートを浮かべることができたらと思っています)。そして、ログハウス風の湿原保全用揚水機場“も周囲にマッチして風情があります。この辺りはスポーツ健康コモンズの関連整備の一貫としてか、無舗装の小道ではありますが、第3グラウンドやオートバイの駐輪場からC-cubeやバス停、クインスへの近道としてかよく利用者を見かけます。

この辺りに、先日来背丈ほどに伸びた雑草の中の白い百合の群生(多少誇張かな)を見かけました。1本の茎からスラッとした1輪だけの花もあれば、左右に仲良く2輪の花を持ったもの、さらに6輪も持つものまでその数30数本咲き誇っておりました。スラッとした花姿、或いは“凜”としたと表現するのが良いのかもしれませんが、気品を感じさせられます。花の大きさに比べ茎の細さが不釣り合いの感じを受けますが、それが“ゆり”(風に揺れるの意)の語源だと聞いたことがあります。花言葉は・・・・興味のある方は調べてください。猛暑にかかわらず“一生懸命”咲き誇っているようでした。(老ブロガー・ハル)