2017.09.25

立命館慶祥中高への訪問

 9月19日から9月21日まで、新札幌駅から車で10分のところにある、学園の付属校・立命館慶祥中学/高等学校を訪問してきました。
  

(立命館慶祥中高の今年のパンフレットはなかなかインパクトがあります。是非ご覧ください。)
  http://www.spc.ritsumei.ac.jp/pamphlet/

 今回は、生徒、教職員、保護者の方々に、スポーツ健康科学部の魅力を伝えさせてください、と久野校長にお願いしたところ、快く準備をしていただき、3日間の滞在で、みなさんと充実した交流をさせていただきました。迎え入れていただきました執行部の先生方をはじめ、行き届いたアテンドをしていただきました保健体育の先生方、本当にありがとうございました。
 
  
 
 初日は、中学1年生から高校2年生を対象に、速く走るための科学的な研究についてという依頼があり、「スプリントのバイオメカニクス」という内容でお話ししました。力学的な話も少し入れたので中学生には少し難しかったかも知れませんが、「速く走りたい」という思いをもって、みなさんしっかり聞いてくれました。当初、30名ほどと聞いていましたが、教室などに案内の張り紙をしていただき、70-80名の生徒さんに集まってもらいました。

  

 模擬講義の後、スポーツ健康科学研究科院生のKS井くん、OK谷くんによる、「あすらぼ」の出前サポートで、陸上部の生徒を指導していました。課外のスポーツの高大連携も、スポーツ強化センターのサポートのおかげで、人的な交流もできました。

  

 課外の見学のあとは、スポーツ健康科学部に興味をおもちの保護者に集まっていただき学部の説明と質疑応答をさせていただきました。非常に関心が高いのに驚きながら、ただ、いつも学部説明の冒頭でつかう、スポーツ健康科学部という名前からイメージされる「アスリート、体育教員、トレーナー」だけではありません! というところは、まだまだ浸透しておらず、社会一般としてまだまだ、「アスリート、体育教員、トレーナー」のみというとらえ方がされているようです。この点の改善のためにも引き続き、少なくとも本学部の教学内容と進路先について訴えかけていく必要がありそうです。

 2日目は、先生ならびに生徒の中で、スポーツ健康科学部に関わって情報交換したい人が自由にふらりと立ち寄ってもらい交流させてもらいました。そのあと、TV会議にて大学の会議に参加の後、立命館慶祥中高の教員会議に参加させていただきました。15分ほど時間をいただき、スポーツ健康科学部の特長、教学内容、魅力を話をさせていただきました。本学への理解を広げられたように感じています。直接指導される先生からも、本学部の魅力を伝えてもらえることを願っています。

   

 最終日は、高校3年生30名(スポーツサイエンスコースの生徒も含め)に、スポーツ健康科学部の学部説明とともに、「スポーツ健康科学が拓く未来」というテーマで、これから求められる人財、未来像を話題提供して、グループワークを通じて、20年後の未来像、そのときに解決すべき社会課題などについて議論してもらい、発表してもらいました。短時間にも関わらず、非常にスマートにグループワークして、議論をまとめるところは、さすが立命館慶祥高校の3年生ということを実感しました。是非、この中から多くの生徒さんに志望してもらえることを願っています。

 3日間、本当に充実した出会いと交流をさせてもらいました。生徒、先生、職員のみなさんも、本当にいつも気持ちの良い挨拶で迎え入れていただきました。また直ぐに伺いたいという気持ちにさせていただきました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 今週末の日曜日、10月1日に、BKCのスポーツ健康コモンズで、
皆さんの「挑戦したいを応援する」運動フェスティバルを開催します。どなたでも参加できます。こどもから高齢者まで参加できるプログラムを用意しています。
普段運動しない人でも、「挑戦」していただける内容となっております!
http://www.activeforall.jp/topics/224/
【忠】