2017.12.02

この瞬間!ズポーツ観戦の醍醐味

 先週末3日間スポーツ心理学会が大商大でありました。本当に若い研究者が多く、斯界の興隆、発展に納得するものがありました。本学関係者達の発表も5題あり、立命館いい研究をやられてますね、と何人かから声をかけられました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、いわゆるメンタルトレーニングに関する研究が多い中、脳波等の生理学的指標も取り入れた混合的研究法?についても注目され、最終日には早稲田大学の先生から「30年前に細々と続けてきた研究が、質的、量的にもここまで来ましたね。立命館とともにリードしましょう」と言われました。

 この日の午後、ラグビーの対関西学院戦の応援に行きました。インカレ出場がかかった大一番。多くのOBや関係者と共に試合展開に一喜一憂していましたが、後半戦の同点で迎えたロスタイムでの展開(ペナルティ.キック)には、本学関係者の祈るような念いが通じたような見事なゴールでした。

スポーツは感動と勇気と希望を与えてくれると言われていますが、それを実感した瞬間でもありました。このゴールを失敗したら、インカレ出場は無いといった危機的な状況の中で、キッカーに担わされた期待の重さ、プレッシャーはいか程であったか。よく修羅場経験の重要性といったことも言われますが、このような厳しい状況?の中でのプレー経験からこそ、新たな自信も希望も実力も育っていくのでは・・・等々、感激の嬉し涙のつたわる顔を手で拭うこともせず握手し合うOBの方達に囲まれ、スポーツの心理でなく真理について納得しました。(老ブロガー・ハル)

4回生の卒論提出締切までいよいよ2週間となり、ゼミの雰囲気もすっかり変わり、緊張感に満ちています。以下に、ゼミ生の進捗状況と心境を紹介します。

『私は今まで関わってきたソフトテニスの動機づけについてのテーマを設定し論文を書き進めています。今までやったことのなかった分析や解析に苦しみ、院生の助言や周りの学生同士で得た知識を共有しながら頑張っているのでゼミ内の絆も非常に深まっています。1回生からこのような生活を送ったら今頃は・・・の思いもありますが、大学生活も残りわずか。悔いのない学生生活にしたいと思います』