2017.12.09

大雪の今日

  毎朝目覚めるとまず最初にするのがラジオのスイッチを入れること。「ラジオ深夜便」の終わり間近から起き始め、「マイあさラジオ」で身支度。アナウンサーが「今日は二十四節季の大雪(タイセツ)にあたり、閉塞(そらさむく)冬となる頃と言われています」と説明しておりました。昨日から今季1番の寒さで気温を計ったらマイナス0.8度(奈良市)でした。家々の屋根は霜で真っ白となり、本格的な冬に入ってきたことを告げています。駅までの歩道の植え込みも一面に白い中で赤い花(寒椿?)を咲かせています、街路樹の銀杏の葉も散り寒々とした殺風景の中で赤い花が咲いている様子は寒さに負けぬようにと元気づけてくれているように思えます。

 車内で本を読んだり、作業(予習等)がしやすいようにボックス席のある近郊型電車に乗る為、早めに家を出るようにしていますが、実際、奈良線での京都までの一時間あまりの間は“ぼうー”としている時の方が多く、観ようによっては時間の浪費?1ヶ月間、1年間では膨大な時間となり、如何に貴重な時間を失っているかとも思われる毎日ですが、ぼんやりと“には、表現を変えると,何も考えなていないのではなく、沈思黙考、様々な思いに浸っている様子にも通じたおり、何となくポジティブな局面を表しているようにも感じられます。言い訳でしょうか。ある本には、ボーとしていると心の波が静まって形や色、音、匂い、味、感触を受信するアンテナの感度があがると、積極的に効用を説いていますが・・・・。

 今まさに、1秒たりとも惜しい思いで集中して取り組んでいる卒論執筆中の4回生。口では1回生の時からとは言わないけれど、少なくとも夏休み前から本格的に取り組んでいれば良かった等々、後悔の言葉を述べながらも、お互いに牽制?し合っていた一月前とは打ってかわって、今は励まし合いながら14日の提出締めきりに向けて、<得意なラストスパート>をかけています。フレー!フレー!4回生!(老ブロガー・ハル)