2017.12.13

今年のまとめに向けて

ここ1カ月はとくに、レジデンスの勉強室に籠って勉強している学生が多くなった時期でした。どこでも、今年のまとめの時期になったようです。

「日本語クラスのテスト、満点だった!」と報告してきたスペイン・セゴビア出身の学生Pくんがいました。途中、進度が早いからついていけない…と弱音を吐きかけていた学生くんでしたが、がんばったようです。みんなで、彼に会ったら、日本語を共有して「おめでとう!」と言ってあげることにしたのです。そのあと、彼に会って伝えたときは、本当にほっとしたような、やったぞというような、表情でした。
彼のがんばりは、私の刺激にもなります。

スポ健の4回生ゼミっ子たちも、提出前の集合写真を送ってくれました。とてもいい表情で無事に提出できたようです。本当にほっとしました。
大学も超えて、いろいろな先生方、職員の皆さんにサポートしていただいたおかげです。本当にありがたい環境で、学生ともども過ごせていると思います。
担当者がいないことで不安や戸惑いをいっぱいにさせてしまった回生なのですが、それを見事に乗り越えて、自分たちでとてもいいチームを作ってくれたことに、うれしさと一層の申し訳なさを一人感じていますが。

みなさんは、どのような「まとめ」をされますか? この学生たちのように、満足できる、楽しかった、やったぞ…と言えるまとめをしたいものです。

バレンシアの12月。
街のなかは、クリスマス・シーズンに入り、そのお祝いムードが漂ってきました。大きなツリーやベレン(という、クリスマス飾り。イエス・キリストの誕生を表した人形たちのことです)が、街の要所に出没してきました。バレンシアでは、1月6日が本当の(?)クリスマスらしく、しばらくはこの雰囲気が続きそうです。

(市場で売られているベレン。日本との雰囲気の違いを感じる季節です)

ippo