2018.01.03

ANGELS

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、みなさんは今年、何を想い、過ごしますか?

バレンシアや南アメリカ(一部?)には、年末年始に縁起を担ぐ習慣がいくつもあると、レンジデンスの院生さんたちに教えてもらいました。その一つは、葡萄。もう一つは、鞄。もう一つは…(地域のマネジメントや健康に関わる裏話もあるのですが、長くなりそうですのでまたの機会に)。

日本人がほぼいない(!?)この街に来て、早4カ月。ずっと日本で変わることなく見守ってくれている人たちを感じるとき、そしてバレンシアの人たちの対応をみていてふっとしたとき、シェイクスピア・アンド・カンパニー書店の経営者、シルヴィア・ビーチのことばを想い出すことが増えました。ご存知のとおり、彼女は、ヘミングウェイに本を貸したというシェイクスピア・アンド・カンパニー書店の経営者です。


“ BE NOT INHOSPITABLE TO STRANGERS
       LEST THEY BE ANGELS IN DISGUISE ”
(見知らぬ人に不親切にしないこと、彼らは変装した天使かもしれない)

ひとに対しても、研究・仕事に対しても、彼女のように、”どんな状況に置かれても” 本質を見抜こうとしていけるようになりたいものです。見知らぬ人にも、自ら、あたたかい手を差し伸べられるようになりたいものです。今年も、どんな天使に出会えるか楽しみですね。

ippo