こんにちは、shinoです。
暖かい日とまだ肌寒い日が交代で来ている気がします。
昨日も強い風が吹いていましたね。
皆さん、新学期も始まったことですし、疲れも溜まっていると思います。
体調は崩してないでしょうか?
先週末に私は奈良県天理市で開催されたラグビー関西セブンス大会にマッチドクターとして参加してきました。
一般的にラグビーは15人で行うものなのですが、
セブンス大会とは文字通り、7人で行うラグビーです。
前回のリオオリンピックで正式種目として、男女の試合が行われていたので、
皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれませんね。
7人で行うのですが、サッカーのフットサルとは違い、
グランド(コート)は15人制と同じサイズなので、
かなりの走力が求められます。
にもかかわらず、15人制と同じくコンタクトをしても良いので、
頻度は少ないですが、選手が激しくぶつかり合うこともあります。
さらに、よく走っているので、スピードが乗っている状態でぶつかり合うことも多く、
15人制同様、怪我も大きなものが発生することもあります。
本大会は、土曜、日曜で行われました。
特に土曜日は気温が寒く、強い風が吹いていたため、コンディションとしてはあまり良くありませんでした。
私は主に土曜日の担当でした。
土曜日は天候のせいもあるのか、脳振盪の発生が数件ありました。
救急搬送された人もいました。
トップレベルの試合以外は、脳震盪と判断した場合はすぐに退場させます。
マッチドクターはその権限があるので、
選手を守るため、少しでも脳震盪を思わせるような動きが見られたら、
すぐにグランドに入り、選手を捕まえて、退場してもらいます。
ということで、今回は大忙しでした。
脳振盪と他のケガが同時に起こったりもしたので、試合中のグランド内を走り回っていました。
でも、幸いにも、後に大きな障害となるような選手は出ることがなかったので良かったです。
日曜日には試合に合間に講習会がありました。
ラグビーは試合中にグランド内に入るためには資格が必要なんです。
トレーナーであっても、ドクターであっても、セーフティーアシスタント(SA)という資格を取得しなければなりません。
その安全講習会が開催され、関西ラグビー関係者の方々が受けていました。
ラグビーはこのような制度が設けられています。
ラグビーだけでなく、どのスポーツでも選手が安全にプレーできるように、
このような講習会や制度を作ってもいいかもしれません。
こういう取り組みがスポーツをさらに発展させることにつながるのだと思います。
最後に、
今年度のブログ担当が終了となります。
1年間読んでいただいてありがとうございました。
皆さんが知らないようなスポーツ現場の裏側(メディカルの活動)を中心に書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
試合が行われている裏側ではいろいろなことが考えられ、行われてるんだということが少しでも分かっていただけたら嬉しいです。
少しでもトレーナーやドクターなどに興味を持ってもらって、その道に志してもらうことができたらと思います。
なんて、今回で終了するような書きっぷりなのですが、
次年度もこのブログの木曜を引き続き担当させていただくことになりました。
今後もスポーツ医学、実際の現場、フィールドでの活動を中心に書いていきたいと思います。
次回からもよろしくお願いします。
こんにちは、shinoです。
暖かい日とまだ肌寒い日が交互で来ている気がします。
昨日も強い風が吹いていましたね。
皆さん、新学期も始まったことですし、疲れも溜まっていると思います。
体調は崩していないでしょうか?
私は先週末に奈良県天理市で開催されたラグビー関西セブンス大会に、
マッチドクターとして参加してきました。
一般的にラグビーは15人で行うものなのですが、
セブンス大会とは文字通り、7人で行うラグビーです。
前回のリオオリンピックで正式種目として、男女の試合が行われていたので、
皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれません。
7人で行うのですが、サッカーのフットサルとは違い、
グランド(コート)は15人制と同じサイズなので、
かなりの走力が求められます。
にもかかわらず、15人制と同じくコンタクトをしても良いので、
頻度は少ないですが、選手が激しくぶつかり合うこともあります。
よく走るので、スピードが乗っている状態でぶつかり合うことも多く、
15人制同様、怪我も大きなものが発生することもあります。
本大会は、土曜、日曜で行われました。
特に土曜日は気温が寒く、強い風が吹いていたため、コンディションとしてはあまり良くありませんでした。
私は主に土曜日のマッチドクター担当でした。
土曜日は天候のせいもあるのか、脳振盪の発生が数件あり、
救急搬送された人も数名いました。
トップレベルの試合以外は、脳震盪と判断した場合はすぐに退場させます。
マッチドクターはその権限があるので、
選手を守るため、少しでも脳震盪を思わせるような動きが見られたら、
すぐにグランドに入り、選手を捕まえて、説明し、退場してもらうようにします。
ということで、今回は大忙しでした。
脳振盪と他のケガが同時に起こることもあり、試合中のグランド内を走り回っていました。
でも、幸いにも、後に大きな障害となるような選手は出ることがなかったので良かったです。
わが立命館大学ラグビー部も、もちろん大会に出場していました。
頑張っていましたよ。応援もたくさん来ていました。
また、日曜日には大会の合間に安全講習会がありました。
ラグビー競技は、スタッフが試合中にグランド内に入るためには資格が必要なんです。
トレーナーであっても、ドクターであっても、セーフティーアシスタント(SA)という資格を取得しなければなりません。
その資格取得のための安全講習会が開催され、関西ラグビー関係者の方々が受けに来ていました。
私も受講生として参加してきました。
ラグビーにはこのような制度が設けられています。
ラグビーだけでなく、どのスポーツでも選手が安全にプレーできるように、
このような講習会や制度を作った方が良いかもしれません。
こういう取り組みがスポーツをさらに発展させることにつながるのだと思います。
最後に、
今年度のブログ担当が終了となります。1年間読んでいただいてありがとうございました。
皆さんが知らないようなスポーツ現場の裏側(メディカルの活動)を中心に書かせていただきましたが、
いかがでしたか?
試合が行われている裏側ではいろいろなことが考えられ、行われてるんだということが、
少しでも分かっていただけましたでしょうか。
また、このブログを見てトレーナーやドクターなどに興味を持ってもらい、
将来スポーツの現場に携わりたいと思っていただくことができたらさらに嬉しいです。
なんて、今回で終了するような書きっぷりなのですが、
次年度もこのブログの木曜日を引き続き担当させていただくことになりました。
今後もスポーツ医学、スポーツドクターの仕事、フィールドでの活動を中心に書いていきたいと思います。
次回からもよろしくお願いします。