2018.05.10

GWはいかがでしたか?

こんにちは、shinoです。

GWも終わりましたね。
皆さんは有意義に過ごせましたでしょうか?

私は、GW中にマレーシアのクアラルンプールにラグビー国際試合のドクターを行ってきました。
アジアラグビーチャンピオンシップという大会で、
香港、マレーシア、韓国の三か国でホームアンドアウェー方式で総当たり戦を行います。
ここで勝ったチームは、オセアニアのチームとプレーオフを戦い、
さらに勝つことができれば2019年のワールドカップに出場できるという参加国にとっては非常に大事な試合です。

日本はすでにワールドカップの出場権を得ていますので、この大会には出場していません。
だから、出場国ではない国からのレフリーとドクターが
中立な立場で判定しないといけないということで、
日本からの派遣として私が出務しました。

いつもの試合で行っているマッチドクターとは少し異なっていて、
HID(Head Injury Doctor)という、脳振盪の判定のみを行うドクターでした。

基本的に脳振盪と判定されると、その選手はそれ以上試合に出場できなくなります。
さらに約1週間程度リハビリ期間が必要となり、その間の練習、試合への参加が制限されるので、
チーム、選手にとってはかなりのダメージなのですが、選手の安全を考えると大事な処置だと思います。

もちろん、どの判定も間違ってはダメなのですが、
上記のように、脳振盪の判定は試合の勝敗に影響を受けることも多いので、
判定は、慎重かつ的確に行わなければいけなく、ドクターは責任重大です。

ラグビートップレベルにおける脳振盪の判定は国際的なルールがあり、
判定もトレーニングを受け、資格を持ったドクターでなければなりません。

ということで、今回、私はHIDとしてマレーシア対香港の試合に出務しました。
3人のレフリーと、HIDの私の計4名が日本からのスタッフとして参加してました。

試合会場となったマレーシアのBukit Jalil スタジアムは約10万人が収容できる
マレーシアで一番大きなスタジアムだそうで、2016年にできたばかりで、
きれいでとても大きな素晴らしいスタジアムでした。

幸いにも大きな怪我人は出ず、無事に試合を終えることができました。

試合内容は、香港が勝ち、一方的に大差がついてしまいましたが、
マレーシアが取った唯一のトライシーンでは、会場全体がワーッと沸き、非常に盛り上がりました。
観客も1万数千人入り、マレーシアでもラグビーは人気スポーツの一つだそうです。

現地のマッチドクターとも交流し、いろいろ話ができ、有意義な時間を過ごしました。

GW中に行ったので、前日の夜中にマレーシアに入り、翌日の夕方に試合を行い、
終了後、夜中の飛行機で日本に帰って来るというタイトなスケジュールで、
さらに、1人で脳振盪の判定を国際試合で行わないといけないというかなりプレッシャーのかかる出務でしたが
非常に良い経験になりました。
こんにちは、shinoです。

GWも終わりましたね。
皆さんは有意義に過ごせましたでしょうか?

私は、GW中にマレーシアのクアラルンプールにラグビー国際試合のドクターを行ってきました。
アジアラグビーチャンピオンシップという大会で、
香港、マレーシア、韓国の三か国でホームアンドアウェー方式で総当たり戦を行います。
ここで勝ったチームは、オセアニアのチームとプレーオフを戦い、
さらに勝つことができれば2019年のワールドカップに出場できるという参加国にとっては非常に大事な試合です。

日本はすでにワールドカップの出場権を得ていますので、この大会には出場していません。
試合は中立な立場で判定しないといけないため、
出場国ではない国からのレフリーとドクターとなり、
日本から私が派遣され、出務しました。

いつもの試合で行っているマッチドクターとは少し異なっていて、
今回は、HID(Head Injury Doctor)という、脳振盪の判定のみを行うドクターとして参加しました。

基本的に脳振盪と判定されると、その選手はそれ以上試合に出場できなくなります。
さらに約1週間程度リハビリ期間が必要となり、その間の練習、試合への参加が制限されるので、
チーム、選手にとってはかなりのダメージなのですが、選手の安全を考えると大事な処置だと思います。

もちろん、どの判定も間違ってはダメなのですが、
上記のように、脳振盪の判定は試合の勝敗に影響を受けることも多いので、
判定は、慎重かつ的確に行う必要があり、ドクターは責任重大です。

ラグビートップレベルにおける脳振盪の判定は国際的なルールがあり、
判定もトレーニングを受け、資格を持ったドクターが行わなければなりません。

ということで、今回、私はHIDとしてマレーシア対香港の試合に出務しました。
3人のレフリーと、HIDの私の計4名が日本からのスタッフとして参加しました。

試合会場となったマレーシアのBukit Jalil スタジアムは約10万人が収容できる
マレーシアで一番大きなスタジアムだそうで、2016年にできたばかりで、
きれいでとても大きな素晴らしいスタジアムでした。





幸いにも大きな怪我人は出ず、無事に試合は終えることができました。

試合内容は、香港が勝ち、一方的に大差がついてしまいましたが、
マレーシアが取った唯一のトライシーンでは、会場全体がワーッと沸きあがり、非常に盛り上がってました。
観客も1万数千人入り、マレーシアでもラグビーは人気スポーツの一つだそうです。

現地のマッチドクターとも交流し、いろいろ話ができ、有意義な時間を過ごしました。
試合前には搬送のトレーニングも現地のメディカルスタッフと一緒に行いました。



GW中に行ったので、前日の夜中にマレーシアに入り、翌日の夕方に試合を行い、
終了後すぐ夜中の飛行機で日本に帰って来るというタイトなスケジュールで、
さらに、1人で脳振盪の判定を国際試合で行わないといけないという、
かなりプレッシャーのかかる出務でしたが、
楽しむことができ、非常に良い経験となりました。