2018.09.09

第73回日本体力医学会

9/7(金)から本日まで福井県において第73回日本体力医学会の学会大会が開催されています。体力医学会はスポーツ医科学関連の国内学会では最大級であり、3日間を通して多数の発表(教育講演、シンポジウム、口頭発表、ポスター発表など)が行われています。



今回もスポ健からは多数の教員、研究員、大学院生と若干名の学部生が参加しています。学会期間中は複数の会場で発表が同時進行するのですが、スポ健勢の発表が同一時間帯で重複することも珍しくない状態です。発表を見落とさないように、プログラムを事前にチェックをしてその日の行動計画を十分に練るようにしています。

参加者には、今回が初めての学会発表となる学生も含まれます。口頭発表の会場において発表を聞いていても会場全体に緊張感が伝わってきます。ただし、登壇できるのは発表者のみ、会場からの質問に対しても自分の力で簡潔に回答しなければなりません。発表開始直前、会場の周辺で資料を見ながら最後の確認する姿や目をつぶって気持ちを落ち着けようとする姿を目にすると、「練習の成果を発揮できますように」「上手くいきますように」と自然に応援したくなります。学生に対しては、「十分に練習をしなさい。納得できる準備をした上でスタートラインに立ちなさい。そうすれば、本番で100%の力を発揮できなくても多くのことを得られる」と普段から指導しています。学会という舞台で発表の経験を繰り返していくことで、研究者として必要な「自分の研究内容や考えを他者に伝える(共有する)力」が養われていくものです。また、この力は必ずしも研究者においてのみ必要となるわけではなく、卒業(修了)後に社会人として活躍していく中でもきわめて重要となります。

それでは大会最終日に参加をしてきます(本日も9時からスポ健勢の口頭発表が予定されています)。






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