2018.12.16

卒業論文の提出

12/13(木)は卒業論文(卒論)の提出締め切りでした。今年度私のゼミでは13名が卒論を執筆し、
無事に全員が提出しました。

スポーツ健康科学部の学生は1回生の基礎演習、2回生の研究入門などの小集団の授業において
論文や研究計画書を書く方法を学びます。卒論はこれらの学びを経て取り組むわけですが、
これまでの授業の中で取り組んできた課題と比べても完成までに長い時間を要する大変な作業です。

卒論を完成するまでに数ヶ月かかり、その間に様々なことが起こります。今年度もいろいろありました(笑)。なお、実験実施からデータの解析、論文の執筆に際しては大学院生がサポートをしてくれています。毎年感じますが、卒論執筆の一連の作業を通して大学院生が大きく成長します。特に、博士前期課程1回生の大学院生はちょうど1年前に卒業論文を書いていたのですが、今回はしっかりと4回生をサポートしてくれました。その姿は非常に頼もしく、卒論執筆時から1年間での成長を改めて感じました。

卒論を作成する上で最も重視することは、「自分で計画をたてて、最後までそれをやり抜くこと」です。研究を行う上ではデータの新規性や独創性は重要ですが、卒論においては時間をかけ卒論という一つの作品を創り上げること自体に大きな意義があると感じています。4回生には、「最後まで手を抜かずに頑張りなさい」「(卒論の内容は数年経ったら忘れますが)妥協せず頑張ったことは自分への自信として心の中に残ります」という2点を繰り返し話してきました。写真は卒論提出後の1枚、皆良い笑顔です。

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