2019.01.06

スライドのチェック

年末年始の休みも終わり、明日から授業が再開となります。1/22からは定期試験が始まりますので、多くの授業はあと2週(2回)で終了となります。

学部4回生は、先月、卒論を提出し、最後の関門として口頭試問を控えています。私のゼミでは12月中旬〜下旬にかけてスライドをチェックしていますので、1月最初の授業で発表の予行練習を行い、1/17(木)の口頭試問に臨むことになります。

口頭試問におけるスライドは、パワーポイントを用いて作成します。スライドチェックでは全体の構成(ストーリー)を最も重視し、次に、文字の大きさ(フォントの種類)や行間のスペース、レイアウトなど細部に至るまで確認をした上で、修正した方が良い部分をすべて指摘します。最初は「これは・・・」「なぜ・・・」と一瞬固まってしまう内容であっても、数回やり取りを繰り返す中で見違えるほど良い(洗練された)スライドになります。

時代に流れに応じて、スライドチェックの方法も変化をしてきました。以前は、①プリントアウトした紙にボールペンでコメントを書き込みそれを本人に直接返却する、②ボールペンでコメントを書き込んだ紙をスキャナーでPCに取り込み、pdfファイルにした上で本人にメール添付で返却する、といういずれかの方法を用いていました。ただし、最近は移動中にスライドをチェックすることも多く、③iPadとApple pencilを使ってコメントを書き込んだ上で、ビジネスチャットでファイルを返却する、ケースが増えています。紙でのチェックは机と椅子がないと難しいのですが、iPadとApple pencilを使えば場所を選ばず、どこでも(立ちながらでも)チェックすることが可能です。様々な仕事がデジタル化する中で、場所や時間を選ばずに仕事ができる(仕事ができてしまう)環境が整っています。

年末年始はひっそりとしていたキャンパスも、明日からは一気に活気を取り戻すでしょう。まずは定期試験までの2週間、しっかりとした形で後期を締めくくりたいと思います。

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