薬学部オンラインテストにあたって
ATTENTION

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薬学部に入学するみなさんへ


1. プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)について

 プロジェクト発信型英語プログラム(Project-based English Program: PEP)は、在学中の4年間に、皆さんが専門分野の先端的研究プロジェクトを英語で行い、成果を発信する能力がつくことを目標としています。PEPは ①「プロジェクト英語」②「スキルワークショップ」の2つで構成されています。
 「プロジェクト英語」では、皆さんの身の回りのプロジェクトからはじめ、最終的には各専門分野の国際的なプロジェクトに参加し発信できるようなProfessional Skillsを身につけます。「スキルワークショップ」では、コミュニケーション活動を通して、プロジェクト発信をするために必要なEnglish SkillsとEnglish Competenceを身につけます。 PEPでの学習に必要な情報は PEP Naviに集約されています。


2. プロジェクト英語とスキルワークショップについて

・英語P1~P4、JP1、JP2:「プロジェクト英語」とは
 この授業は、あらかじめ一定の教材が与えられている「知識伝授型」のクラスではありません。まず、読むもの、聞くもの、あるいは書くもの、話すものすべては、皆さん、学生自身が教室外で収集したものが中心になります。すなわち、学生の、学生による、学生のための教材が、学生の数だけ集まることになり、皆さんが担当教員と一緒に活動し、自己表現を高めるように、順序立てて構成されています。この授業のためのコンテンツは、教室の中でのみ取得できるものではなく、教室の外での取り組みも対象となります。教室は、その発表と意見交換の場となります。この授業では皆さんが関心あるテーマを選びプロジェクトを行い、プロジェクトを通して自分の考えを探求し、成果を発信します。


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 1・2回生の「プロジェクト英語」では日常生活、課外活動、学部の授業における関心事をテーマにプロジェクトを行います。  3回生では、より専門性の高いトピックを扱い、高度なプロジェクトに取り組む春学期の「Junior Project 1(JP1)」が必修科目として、さらに高度なプロジェクトに挑戦する秋学期の「Junior Project 2(JP2)」が選択科目として設定されています。 1・2回生で培った英語力を基に、専門分野の最新のテーマを理解できる英語力を身につけることが目標です。


・英語S1~S4:「スキルワークショップ」とは
 英語でプロジェクトを行い、成果を発信するために必要なEnglish Skills (Listening, Speaking, Reading, Writing) とEnglish Competence (Syntax, Pronunciation, Vocabulary/Expression, Meaning)を徹底的な訓練を通して、総合的に学習します。
 「スキルワークショップ」は受身型ではなく、日本や世界の文化、科学、医療など皆さんが関心を持つテーマを中心にインタラクティブな活動が行われます。そのために、Listening, Speaking, Reading, Writingをばらばらに分けず、総合的に学習できるような仕組みで授業を実施します。4つのskills を (1) Sound-focused course (= Listening + Speaking) と (2) Letter-focused course (= Reading + Writing) の2つにまとめ、例えば、Sound-focused courseではListeningやSpeakingを中心にしますが、ReadingやWritingの要素も入れて活発なコミュニケーション活動ができるように工夫しています。


3. 生命科学部・薬学部のオンライン英語テストについて

英語S1・S2のクラスは、入学手続きの一環として実施する今回のオンライン英語テスト(TOEIC ®L&R IPテスト( オンライン))のスコアに基づいて編成します。現時点での皆さんの英語力を把握し、適切な英語レベルのクラス編成を行うのに非常に重要ですので、必ず受験してください。また、皆さんが今後の英語学習の目標を設定する際にも重要な役割を果たしますので、真摯な姿勢で取り組むようにしてください。