教職員健診Q&A(集団健診)

1.対象や受診について

定期健康診断の対象者となる基準は何ですか▼
健康診断の対象者は、一般的には常時使用する労働者(労働安全衛生規則第44条)です。立命館では外部医療機関での定期健康診断受診も勧めており、5月1日時点に立命館で私学共済加入となっている方々を対象としております。

休職中ですが、定期健康診断はどうすれば良いですか▼
受診する必要はありませんが、希望されれば受診することが出来ますので保健センターにご連絡ください。

最近健康診断を受けたのですが、定期健康診断を受けないといけませんか▼
当該年度4月1日以降に受診された健診(雇入時健康診断、海外派遣労働者健康診断など)であれば定期健康診断に替えることができます。それ以前の場合は受診が必要です。

また、法定項目を満たしていない場合は受診をお願いする場合があります。
今年度4月1日以降に胸部X線を受けている場合は健診時の胸部X線は省略可能です。但し、画像もしくは診断書を保健センターまでご提出ください。

なぜ定期健康診断を受診しないといけないのですか▼
健康診断は日頃気付かない体調の変化を早期に発見するために行います。ご自身の健康管理のために受診してください。 また、大学は多くの人が集まる場所です。感染症を広げないためにも必ず受診してください。

定期健康診断を受けないと何か不都合がありますか▼
健康診断は労働安全衛生法、感染症予防法、学校保健安全法及び学校法人立命館教職員安全衛生管理規定で受診が義務付けられています。 健康診断の結果を元に産業医が就業判定を行い法人人事部へ報告しますが、健康診断受診や人間ドック等の結果提出が無いと就業判定ができません。

集団や既定の枠組みでの健診を受けることが難しいのですが、どうしたらいいですか▼
事由毎に対応が異なりますので、保健センターまでご相談ください。

定期健康診断の所要時間はどれくらいですか▼
1時間程度です。

2. 日程について

所属キャンパスの日程では都合が合わないのですが、他キャンパスでの受診はできますか▼
可能です。問診票や配布物(検尿・検便キットなど)の準備が必要となりますので、速やかに所属キャンパスの保健センターにご連絡ください。

他キャンパスの日程も都合が合わないのですが、どうしたらいいですか▼
他の方法もご検討ください。
教職員健康診断|健康診断・結果立命館保健センター|立命館大学 (ritsumei.ac.jp)
ご不明な点は保健センターまでお問い合わせください。

3. ご案内について

定期健康診断の案内はいつ頃もらえますか▼
案内冊子はWEBで公開しています。ご確認ください。
ご案内冊子はこちら(2023年度版)
問診票検体容器は、朱雀・衣笠は9月下旬頃 OICは10月中旬頃、BKCは11月初旬頃に配布します。


通称名での案内を希望しますが可能でしょうか▼
案内に同封する問診票や健診結果などは保険証のお名前と同じとなりますが、案内封筒に通称名のシールを貼ったり、予約システムの表示名を通称名にしたりということは可能ですので、保健センターにご連絡ください。

4. 予約について

立命館のメールアドレスを持っていませんが、予約することは可能ですか▼
健康診断の案内に、予約システムにログインするためのIDとパスワードを同封していますのでご確認ください。

予約システムにログインできません▼
予約システムのマニュアルをご覧ください。それでも予約が出来ない場合は、ご面倒ですが所属キャンパスの保健センターまでご連絡ください。

当日の予約変更はできますか▼
可能です。ただし予約システムでは当日はキャンセルしかできませんので、保健センターまでご連絡ください。

5. 検査について

定期健康診断ではどんな検査をするのですか▼
法定項目は下記となります。
1 既往歴及び業務歴の調査
2 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3 身長(※)、体重、腹囲(※)、視力及び聴力の検査
4 胸部エックス線検査(※) 及び喀痰検査(※)
5 血圧の測定
6 貧血検査(血色素量及び赤血球数)(※)
7 肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)(※)
8 血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)(※)
9 血糖検査(※)
10 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
(※)は基準に基づき、医師の判断で省略可能

立命館大学では、上記法定項目に加え下記の検査を行っています。
① 血液検査(総蛋白、ALP、LDH、non-HDLコレステロール、クレアチニン、eGFR、尿酸、HbA1c、白血球、Ht、血小板数)
② 胃がんリスク層別化検査(ABCD検診)  予約システムにて辞退可能
【対象者】
・35歳以上で昨年健診以降に入職された方
・過去の検査でA群だった下記の年度末年齢の方
35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳、75歳
・対象年齢の健診時に受けることができなかった方(お申し出ください)
③ PSA検査(前立腺がん検診)  予約システムにて辞退可能
【対象者】・年度末年齢50歳以上男性
④ 大腸がん検診(便潜血)
【対象者】・年度末年齢40歳以上
⑤ 乳がん検診(マンモグラフィと超音波検査を隔年で実施 視触診は無し) 任意申込制
【対象者】・年度末年齢30歳以上女性


検査によって何がわかりますか▼
検査内容はこちらをご覧ください。

検尿を当日提出できません。どうしたらいいですか▼
健康診断結果がお手元に届きましたら、結果を持参の上保健センターにお越しください。無料で尿検査をさせていただきます。

検便(年度末年齢40歳以上対象)を当日提出できません。どうしたらいいですか▼
健診受診後、健診期間中であれば案内封筒で事前にお渡ししている容器で提出いただけます。(健診受診前は受け取れません)
健診期間終了後は提出いただく容器が変わりますので、保健センターまでお越しください。

血液検査だけ受けられますか▼
一部の検査だけは受けられません。近日中に他の医療機関で同様の検査をされた場合は保健センターにご相談ください。

健康診断を受診する前に食事を食べてもいいですか▼
問題ありません。健診時に直近の食事時間をお知らせください。
血糖値や中性脂肪の基準値は空腹時採血に基づいて決められていますが、食後高血糖症や食後高中性脂肪の方は空腹時採血では検出できません。
食後2時間程の採血で早期に発見できることがあります。


先日病院で胸部X線を撮影したのですが、もう一度受けないといけませんか▼
4月1日以降に他医療機関で胸部X線を撮られた場合は、「胸部X線結果提供のご依頼」(※保健センターで用紙をお渡しします)を主治医へお渡しいただき、保健センターにご提出ください。画像もしくは診断書のご提出でもかまいません。 これらに関わる料金は自己負担となります。ご提出があれば、健診時の胸部X線は省略可能です。

妊娠の可能性がありますが、胸部X線検査はどうしたらいいですか▼
次の月経が遅れている場合は妊娠の可能性がありますので、胸部X線を受けないでください。
月経が来た時点で、胸部X線を受けていただきますので、保健センターに申し出てください。
1ヶ月以内であれば、提携医療機関へ予約来院のうえ無料で検査していただきます。


健康診断の前にしておくことはありますか▼
問診票の記入、当日の朝採尿、40歳以上の方は5日以内に2回分の検便採取をしてください。

何か辞退できる検査はありますか▼
胃がんリスク層別化検査(ABCD検診)とPSA検査(前立腺がん検診)は法定項目ではないので予約システムから辞退が可能です。

6. 乳がん検診について

乳がん検診ではどのようなことをされるのですか▼
マンモグラフィと超音波検査を隔年で実施しています。視触診は行っておりません。
  経過観察事項がある方は、かかりつけ医で経年比較することも重要です。
これまでに、他の医療機関で何らかの病変(のう胞や乳腺症、繊維腺腫など)を指摘されている場合は、同じ医療機関で経過観察や精密検査を受けてください。
あらかじめ病変部を考慮した上で撮影や視触診、超音波検査などを行うため、以前の検査結果と比較でき、より精密な検診を受けることができます。


定期健康診断は受けずに乳がん検診のみ受けたいのですが、どうしたらいいですか▼
予約システムにログインし、乳がん検診の予約をクリックしてご予約ください。

乳がん検診を受けないと予約システムで操作しましたが、やはり受診を希望します。予約ボタンが消えてしまいましたがどうしたらいいですか▼
システム上の作業が必要となりますので、保健センターまでご連絡ください。

授乳中ですが乳がん検診を受けられますか▼
授乳中でも検診を受けていただけますが、正確な診断が困難な場合があります。

乳がん検診の結果はどのように返却されますか▼
検診の約3週間後、問診票で指定された住所に郵送されます。

7. 健診結果について

健康診断の結果はいつ頃わかりますか▼
健診受診後1ヶ月程度で結果返却できるように努めております。

結果の再発行は可能ですか▼
昨年の結果の写しであれば可能です。保健センターにご相談ください。