『未来を拓く』第2部は、自分自身について知り理解すること、あわせて、異なる価値観を持つ他者の理解、関わり方についても考え、「社会人としての資質を高めていく」ことが重要であることを理解できるよう構成されています。また、こうした点について学生同士の学び合い(ワーク)で理解が深められるよう補助資料(ワーク集)も用意しています。基礎演習等正課教育で活用したり、サブザミ等でオリター(エンター)と新入生が一緒に取り組むことが可能です。
オリター・エンターのみなさんは積極的に実践してみましょう。

ワークの心構え

せっかくのワークも、緊張しすぎてしまったり、恥ずかしがってしまったりして、自分の考えをきちんと口に出して他の人に伝えることができなければ意味がありません。ところが、初対面であってもそうでなくても、自分の考えを他の人に伝えることはなかなか難しいものです。
ワークに入る前に、効果的なアイスブレイクを行って、参加者の緊張をほぐし、みんなが安心してワークに取り組める場を作りましょう。

アイスブレイク

ワーク集

No ワーク集
1 自己理解
2 なりたい自分になるために(タイムマネジメント)
3 先延ばし克服ワーク
4 価値観の理解(バリューワーク)
5 大学生のこころとからだ
6 友人とのコミュニケーション
7 異文化理解のコミュニケーション
8 多様性と向き合い違いを受け入れる
9 キャリアについて-自分の好きな役割とその価値を考える

自己紹介を行う中で、自分自身について考え、自分が他者からどのように見られているか知る。
お互いに自己理解、他者理解を深めていこうとする態度を身につける。

関連記載ページP128-129:「「わたし」を知ろう-大人になるということ」

  • ワーク1 「私」を知るための自己紹介
  • ワーク2 「私らしい」のはどれ?
2.なりたい自分になるために(タイムマネジメント)

タイムマネジメントは、自分が主体となって行動するために重要なスキル。
どうすれば限りある大学生としての時間を「なりたい自分になる」ために有効活用できるか、その方法やスキルを身につける。

関連記載ページP130-131:「なりたい自分になる-自律と自立」

  • ワーク1 時間を視覚化しよう
  • ワーク2 「なりタイム」を創出しよう
3.先延ばし克服ワーク

先延ばし行動は、慢性化や重症化すると、退学や留年の要因にもなる。先延ばし行動に陥ってしまう心理構造や克服方法を理解する。

関連記載ページP130-131:「なりたい自分になる-自律と自立」

4.価値観の理解(バリューワーク)

大切な言葉を選んで、自分の価値観や他者の価値観について語り合い、気づきを深める

関連記載ページP130-131:「なりたい自分になる-自律と自立」

5.大学生のこころとからだ

大学時代は、自分についてあれこれ悩み、人と関わりながら自分を作り上げていくことが課題。とはいえ、不安、緊張、焦りなどが強い時に、自らの力でそれらを和らげるスキル(いわゆるストレス解消法)を身につけることが大切になる。

関連記載ページP132-133:「大学生のこころとからだ-青年期の悩み」

  • ワーク1 心の健康に関するクイズ:「睡眠」についてクイズ形式で考える
  • ワーク2 リラクセーション技法:「筋弛緩法」を体験しながら学ぶ
  • ワーク3 気がかりの整理法:行き詰まりを感じたとき、気持ちを整理して問題に取り組みやすくする方法を紹介
6.友人とのコミュニケーション

人間関係についての考え方や友人とのコミュニケーションの仕方を改めて振り返る。
良い点や改善すべき点を見出し、より良いコミュニケーションを取るためのスキルや態度を身につける。

関連記載ページP138-139:「人とつながる-他者とのコミュニケーション」

  • ワーク1 自分と相手、お互いを尊重した対応をしよう
  • ワーク2 おひとりさまのススメ:ひとりでいられる力
7.異文化理解のコミュニケーション

文化的に異なる価値観について自分自身を振り返りながら考える。

関連記載ページP142-143:「異文化理解のためのコミュニケーション:多分化共生を目指す社会の一員として」

  • ワーク1 文化的価値志向の多様性を知ろう
  • ワーク2 あなたの文化アイデンティティ
8.多様性と向き合い違いを受け入れる

人間は、出身国や地域、宗教、性別、身体能力、価値観や信条などがそれぞれ異なる。
多様性と向き合い、違うもの同士でお互いを受け入れる生き方について考える。

関連記載ページP152-153:「多様性・包含性・参画-違いを受け入れて生きる」

  • ワーク 「憎悪の三角形」でわかる憎しみのエスカレーション
9.キャリアについて-自分の好きな役割とその価値を考える

キャリアを選択することは、単なる職業選択ではなく、あなたの生き方を選ぶこと。高校から大学への節目の「今」、できることを考えてみよう。

関連記載ページP156-157:「「キャリア」について考える-今できること」

  • 自分のキャリア選択の軸となるものを探す。
  • 自分の好きな役割と価値について考える。