Interview 01

与えられた環境で一番を目指す。
そのスタイルを軸に、成長し続けたい。

Interview 01

与えられた環境で一番を目指す。
そのスタイルを軸に、
成長し続けたい。

アマゾンジャパン合同会社
消費財事業本部
大山 力也さん (2010年卒業) 2021.03.24

Introduction

立命館小学校1期生。立命館中学校・高等学校、立命館大学経済学部経済学科を経て、2020年4月、アマゾンジャパン合同会社に入社。顧客の売上最大化をサポートするコンサルタント業務に従事。趣味はゴルフと美食探求。マイブームは商品レビュー分析で、特技はプレゼン。座右の銘は「欲望に忠実かつ誠実であれ」。

Growth Trajectory

一番になるためにスタートさせた大学生活。
きっかけは高校時代のプレゼンテーション。

大学4年間を通じて力を注いだのは、「与えられた環境で一番になること」です。きっかけとなったのは、高校時代のプレゼンテーションコンテストへの出場。英語を学ぶ中で挫折感を抱いていた私に、先生が勧めてくれました。その発表の舞台で第2位という成績を収め、自信と意欲を取り戻すことができました。それまでの高校生活では、何かに本気で取り組むということは多くありませんでしたが、「積極的に何かに打ち込みたい」、「何かを成し遂げたい」という強い思いが原動力となり、プレゼンテーションに臨みました。大学入学後は学業、スポーツ、課外活動すべてに貪欲に取り組み、常に新しい何かを生み出すことを心掛けて行動しました。体育会ゴルフ部としての活動はその一つ。3回生以降は幹部役員として、対外交渉や他大学との合同講習会の企画などを行いました。
学業面に関わるチャレンジとしては、アメリカ経済学ゼミの活動が挙げられます。2回生のアメリカ研修の際、中高の海外研修で知り合った方々を訪ねたことがきっかけで、現地の学生との異文化交流がスタート。スカイプでの交流を経て、経済学部初の異文化交流団体を設立・運営しました。英語力を磨くことや、専攻していたアメリカ経済学の調査を目的としながら、互いに教え、教えられの関係性を保つことを重視しました。日本語学科の学生には、日本文化についてきちんと説明できるよう、英語の得意な学生を誘うなど、必要な人材を集めていきました。その際の説得手段として用いたのが、相手のメリットを明確に伝えるプレゼンテーションです。「ネイティブと話す機会を持てる」ことや、「異文化交流を通じて、互いの文化背景を知れる」こと。さらに、「活動や記事の執筆が就職活動のアピールポイントになる」ことも伝え、メンバーを増やしていきました。また、学部のホームページに団体の活動に関する記事を掲載する了承を得る際、先生方に「経済学部のアピールになる」と伝えました。自分にできることは「人と人とを結びつけること」です。「プレゼンはそのための最終手段」と考え行動することで、学生が活発に交流する団体へと発展させていきました。

大手メーカーをパートナーとして支える、
やりがいを感じる日々。

就職先としてアマゾンジャパンを選んだ理由の一つとして挙げられるのは、私が目標としている「エバンジェリスト」を目指せることです。エバンジェリストとは、世に出てきた新しいシステム・サービス・モノを人々に分かりやすく説明し普及させる仕事のことを指します。就職活動中にその存在を知り、「人前で話す職業を生業としたい」という強い思いがあった私にとって、これこそが私の目指す先にあるものだと直感しました。常に新しいモノやサービスを生み出し続けているアマゾンジャパンは、その目標にたどりつくための経験を積む場としても最高の環境。新しいところに飛び込んで自分がどこまでやれるかにも興味があり、理想的なスタートを切れたと思っています。
現在は、ビューティー商材を扱う部署に所属しています。担当するメーカー様の専属コンサルタントとして、Amazonと契約されているメーカー様が売上を最大化するためのサポートに携わっています。例えば売上の目標値に対して、どのくらいの広告投資が必要なのかを考える際、そのツールとして、Amazon上のバナー広告が最適なのか、または人気YouTuberとのコラボレーションがベストなのかを検討します。そうした広告計画をデータ分析に基づいて練ったり、配送料無料というAmazonの強みを活かした販売企画を提案したりと、業務内容は多岐にわたります。いわばメーカー様にとってのトータルアドバイザー、あるいはパートナーのような存在です。「誰にも負けないくらいに相手の目線に立って物事を考える」ところが面白いですね。またその実践において、通常では考えられないような裁量を与えられていることが一番のやりがいだと感じています。

将来の夢、エバンジェリストに向かって、
素直な姿勢で成長し続けたい。

とはいえ、入社1年目です。ビューティー商材について何も知らない、商品企画もやったことがない、何一つわからないところからのスタートでした。常に心がけていることは、「教えてください!」と素直に申し出る姿勢。毎日のように上司や先輩に時間をいただき、例えば広告計画における費用配分のシミュレーションなど、自分が考えていること、良いと思っていることをどんどんぶつけて、一つひとつ解決しています。
評価基準は明確です。売上目標の達成だけが評価の基準ではありません。そのために何をやったのか、いかにリーダーシップを発揮しチームに貢献できたかなど、プロセスも重視されます。仮に目標を達成できなかったとしても、「やれることはすべてやった」、あるいは、「従来とは異なる新しいやり方を試した上でだめだった」ということであれば、きちんと評価はされます。コンサルティングで最も重要な役割は、自社の利益とクライアントの利益、両方に寄り添いながら、いかに落としどころを見つけるかということです。
Win-Winの関係を築くという意味において、大学時代にアメリカと日本の学生をつないだ経験は、「Amazonと顧客をつなぐ力」として生きているのではないかと感じています。
1年目から大手メーカー2社を任せていただき、入社当初の自分には想像できなかったくらいのスピードで、社会人としての成長を実感しています。2年目からはAmazonで新規出品する事業者の支援を行います。異文化交流団体を立ち上げた経験を、今度はビジネスとして実践し、成功させるのが目下の目標。これからも一番を目指すスタンスを貫き、成長を遂げていく自分を楽しみたいと思っています。

Column

“個性を光らせる”という自分軸が確立された場所。

立命館小学校で出会った人の共通点は、個性を武器とし、大学や社会で活躍している点にあります。私の場合は、「与えられた環境で目立つ、一番を目指す」という、これからの人生においても決してぶれることのない、自分軸を手に入れることができました。アマゾンジャパンという新しい場所で、どこまで成長できるのか。例えば40歳になったとき、どんな自分になっているのか。これからも続くチャレンジの日々が、私を支えてくれることでしょう。
小学校時代から発表する機会を数多く持つことができたことも大きかったです。高校時代のプレゼンテーションコンテストに出場するという決断に至り、一歩を踏み出せたのは、小学校時代に積み重ねた数多くの経験があったからだと思います。

Goal

限界に挑戦できる環境で、決して立ち止まらない。

人とコミュニケーションを図ること。新しいものやプレゼンテーションが好きであること。周りを巻き込んでリーダーシップを発揮すること。目まぐるしく変化する環境の中で、誰よりも貪欲に一番を目指すこと。目標としているエバンジェリストは、私の得意なことを凝縮した仕事です。ただアマゾンジャパンは、非常に多くの部署・職種があり、多様な仕事に挑めるのが魅力的。エバンジェリストを一つの選択肢と捉え、社内転職制度を用いながら今の職場で限界まで挑戦していきたいです。

Message

入学希望者へのメッセージ

外国籍の英語教員、ロボットの授業、工芸など。立命館小学校の学校生活は、当時の私にとって新しい出会いの連続でした。新しいものを受け入れたり、初めて体験することに興味を持って取り組んだりと、恐れることなく未知なる環境に飛び込める現在の私を形作ったのは、小学校時代の経験の数々です。みなさんも大いに刺激を受けながら、いろいろなことにチャレンジしてください。

※プロフィールや内容は掲載当時のものです